CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。元DL#57の山田啓介です。
4年間でたくさんのことを経験しましたが、無事引退することができました。こうして私が4年間アメフトをやり切れたのは、本当にたくさんの方々の支えがあったからこそだと自覚しております。はじめにこの場を借りて、関わってくれた全ての方に感謝の気持ちを述べたいと思います。本当にありがとうございました。コーチの方々、先輩方(特にDLの先輩方)、トレーナーの方々、OBOGの皆様、対戦校・合同練相手の方々、連盟の方々、カメラマンさん、一橋他部活の皆様、ファンの方々、そして部員の両親の方々、CRIMSONに対して、そして私自身に対してもご指導、ご声援、ご支援を与えてくださり誠にありがとうございました。感謝しかありません。
さて、4年間を振り返って思うのは、本当にきつくて、辛くて、それでいてとても充実したアメフト人生だったなということです。体づくり、ウェイト、増量、モチベ維持、怪我など今までの人生で経験したことがないようなことと直面し、幾度となく挫折を繰り返しましたが、たくさんの方々の支えもあり立ち直り続けることができました。
また最後の1年は4年間の中で一番充実した1年でした。チームとしては、発足当初から多くのことを乗り越えて、シーズンを通じて尋常じゃない速度で成長をとげ、最終的にはフィールド内外を問わず全員が同じ方向を向いて一丸となって戦えていたような気がします。そのような環境で戦えて本当に幸せでした。しかしチーム目標であった1部昇格は結局達成できず、消化不良な気持ちは正直残っております。また、個人として掲げていた2部サック王、そしてリーディングタックラーになるという目標も叶わず情けなさを感じております。
シーズンを終えて思うのは、過程がどうであろうと、昇格という目に見える分かりやすい結果を残さないと意味がないということです。側から見たら、結局私たちの代は何も成し遂げられなかった代です。勝負の世界では結果が全てということを幾度となく思い知らされました。今はただただそれが悔しくてなりません。2021シーズン後も似たような心境になったのを覚えていたので、ラストシーズンは同じ気持ちは味わいたくないと思っていたのですが、結局悔いが残る結果となってしまいました。とても悔しいです。ご指導、ご声援、ご支援を与えてくださった皆様にも、結果で恩返しをすることができず申し訳なさを感じております。ただし、そもそもこのように本気で悔しいと感じれること自体幸せなことだと思うので、このような感情を抱かせてくれたCRIMSONにはやはり感謝しかありません。
そして、私がいうのもあれですが、本当に今のCRIMSONには才能に溢れる頼もしい後輩がたくさんおりますので、今後のCRIMSONには正直期待しかありません。私たちが見たくても見れなかった景色、そしてそれ以上の景色を見せてもらえることが楽しみで仕方ありません。
両親へ
様々な面で未熟な自分を支えてくれて本当にありがとうございました。4年間のアメフト人生に限らず、サッカー、受験など常に僕の夢を全力で応援、サポートしてくれて本当にありがとうございました。そのサポートのせいで、自分に甘えることができず、逆に大変な道ばかり歩むことになってきた気がしますが、そのおかげで今の自分があります。感謝しております。親孝行がんばります。
最後に
CRIMSONでは自分の弱さと本気で向き合い、一人の人間として成長できたなと感じております。自分自身がどういう人間であり、そしてどういう人間になりたいのかという究極の問いと真っ向から向き合うことになり、とても大変ではありましたが、なりたい自分に少なからず近づけたような気がします。まだまだ未熟な自分ですが、今後もCRIMSONで学んだ挑戦心を胸に、数多くのことに挑んでいきたい所存でございます。
今後の意気込みを持って引退ブログを締めさせていただきます。ご一読いただきありがとうございました。