CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。元DB#0田村太一です。
引退してからの生活も案外楽しく過ごしております。油断すると入替戦の試合映像を見て、「ここはこう動けばよかった」「ここのブレイク下手すぎる」など、後悔に襲われて落ち込んだ気分になってしまうので、漫画を読んだりして気を紛らわせています。
さて、4年間を振り返ってみると、案外自分でもびっくりするくらい色々な想いを抱えながらアメフトをしてきたのだなと思います。
アメフトが楽しい、試合に勝って嬉しいと思うこともあれば、試合の勝ち負けにあまり感情が動かされない時期もあったし、そんな自分がいていいのかなと思う時期もあったし、そんな葛藤の中でも週5である練習は痛いし辛いし、練習以外の時間もアメフトのために使わなくてはいけない生活を続けることに嫌気がさしたこともありました。
それでもアメフトを続けたいと思えたのはなぜなのか、振り返ってみると周りの人達の存在は本当に大きなものだったんだなと思います。尊敬できる人、自分のことを応援してくれる人がいたから頑張れた、それに尽きると思います。
普段はふざけてばっかだけど、アメフトに対しては誰よりも真剣に向き合う同期、アメフトや人生のいろはを教えてくださった先輩、自分についてきてくれた可愛い後輩、自分の強みを伸ばし、弱みに対しては克服できるまで向き合ってくれたコーチ、小中高とスポーツでなんの結果も残せなかった自分が大学でアメフトをやることを応援してくれて、たくさん助けてもらった両親など、数えきれないほどの人達に支えられてアメフトを続けることができました。この場を借りて感謝申し上げます。
特に、ラストイヤーは1番楽しく1番辛い1年でした。やらざるを得ない状況とはいえ、DBとWRの両面をすることが非常に嫌でした。どのポジションでも活躍するという意味を込めて新チーム発足当初に「無双」という個人目標を掲げておきながら、自分がオフェンスの人間になるのがなんだか受け入れ難かったし、本来バチバチになるはずのO backsとD backsがずっと一緒に練習していて、仲良くなったのはいいことかもしれないけど、敵対心的なものが薄れていました。本職DBの人がWRやっていて、その対面が本職WRのDBだったりするのは当たり前の状況だし、マンツーするにしてもスケルするにしてもメージするにしても緩い雰囲気になっている気がしていました。自分の気持ちの作り方が悪い、言ってしまえばそうかも知れませんが、割と本気の悩みでこれについては最後まで改善しきれなかった部分かなと思います。DBパートリーダーとして責任を感じています。ごめんなさい。後輩たちも両面すると思うので、練習中の勝負する気持ちとか敵対心的なものは忘れないでほしいなと思います。
重ねてになりますが、自分のことを支えてくださった皆様、応援に来てくださった皆様、ありがとうございました。特に両親には色々と助けてもらいました。就活したくないとか舐めたこと言ってごめんなさい。デカい社会人になります。
最後に、DBパートリーダーとして、DB正規メンツ？の後輩たちにメッセージを残して終わろうと思います。去年のDBの先輩方が書いてくれなかったことは少し根に持ってますが、自分が1年生の頃からDBの先輩方が書いてくださっている気がするので書こうと思います。
りんちゃん、もはや君は本職DBです。たくさん活躍してくれてありがとう。シーズン中に大成長してくれました。次シーズンはエースCBとしてがんば！
まさと、1年目とは思えない活躍をありがとう。まさとと一緒にSF組めてよかったです。もっともっと強くなって日本最強SFになれ！
ぜん、君は絶対いいDBになる。もってるもの、練習で身につけたものは間違いない。あとは体重増やして筋トレすれば怖いものなし！頑張れ！
陽平、誰よりもひたむきに練習する姿を見て自分も頑張ろうと思えました。着実に力はついているから、あとは発揮するだけ！試合での活躍楽しみにしてるぞ！
以上です。ありがとうございました。
