CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。副将を務めます、4年OLの前田大河です。
全国での新型コロナウイルスの感染拡大を受け、8/21に関東学生アメリカンフットボール連盟から、シーズン方式の変更が発表されました。
これによって、私がCRIMSONの現役プレーヤーとして戦う試合は、残すところ当初の半分である4試合になりました。
正直なところ、やはり残念な気持ちが大きいです。今年は自分自身にとってのラストシーズンになるので、現在のメンバーと入れ替え戦も含めた8戦を戦いぬき、出来るだけ多くの試合をしたかったということが私の正直な思いです。
しかし、私がこの幹部ブログで幾ら嘆いても決定は覆らないですし、まして急激に感染者が減ることはありません。世の中の事象の中には、個人がコントロールできないことが存在することをひしひしと実感しています。残念ながら今回の決定や全国規模の感染者拡大は自分一人ではどうしようも出来ません。
ですが、裏をかえせば、個人がコントロールできることも世の中には沢山存在しています。特にスポーツにおいては、そのような要素は比較的多いと考えています。
私が思うスポーツの良いところの一つは、個人がコントロールできるところが比較的多いところだと思います。フィジカル、スキル、メンタルといった各要素は、自らの日々の過ごし方や練習の取り組み方に依存するところが大きいと考えています。特に『準備のスポーツ』と呼ばれるアメフトにおいては、自らの頑張りがダイレクトに反映されやすいと感じています。
そして私はこれまで過ごしたCRIMSONでのアメフト漬けの日々の中で、強く実感してきました。自らの頑張りによって、4年前には想像も出来なかった自分になることが出来たと胸を張って言うことが出来ます。
幸い、今シーズンは昇格制度が適応されているため、自分達が掲げた『BIG8昇格』という目標はなくなっていません。
今私達がすべきことは、変えられないことに執着して腐ることではなく、一人一人がBIG8昇格のために、アメフト選手としての成長や感染対策等の、自らの力で変えられることに集中し、最大限の努力をすることです。
そしてその一人一人の努力の積み重ねがCRIMSONを昇格できるチームに変え、BIG8昇格を成し遂げることができるようになると信じています。
現在は猛暑の中練習をしており、疲れも出てくる時期ではありますが、自戒の意味も込めて、今回のブログを書かせていただきました。一つ学年が上の先輩もご自身の引退のブログで書かれていましたが、『自分が変える』という意識は持つだけで自分自身にもチームにも絶大な影響をもたらします。一人一人がその意識を持てるように幹部が中心となって働きかけたいですし、私自身も自分が変えられることに集中することを頭に置いて、夏の厳しい練習を乗り越えていこうと思います。