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2021

受験生応援ブログ Vol.9 ~本番で最悪の展開になってしまったら?~

一橋大学の受験生の皆さんこんにちは!
今回は本番で最悪の展開になってしまった部員の体験談をお伝えします!


こんにちは。経済学部新4年RB須藤拓仁です。私は本番で全く想定しなかった最悪の展開に見舞われましたがそれでも合格することが出来たので、一体験談として受験生の皆さんに読んでいただけたら幸いです。


戦前の戦略

私は小学生の頃から国語が苦手でした。昔からほとんど本を読んだことがなく、文字を見ることから逃げてきた人生でした。駿台の全国模試では国語の偏差値40を叩き出したこともあります。加えて高校時代、社会の勉強は暗記が嫌いだったのでまるっきりしてきませんでした。浪人が始まって一橋を志望校に決めて、1番簡単そうな倫理・政経を始めました。1年間全力を尽くしましたが、決して得意とは言えません。社会は苦手、国語は大の苦手でした。そう、つまり私は数学と英語の2教科で一橋大学に受かろうとしていたのです。まあ一橋経済学部の配点なら英語、数学でまあまあ取れれば他ができなくても受かりますよね。この2教科に絶対的な自信を持って私は一橋大学を受験したわけです。


まさかの経済学部受験で数学0完…

ところが蓋を開けてみると、私は本番の数学で見事にコケたのです。まさかの0完でした。
私はもともと現実的に数学で2~3完するような予定でいました。そんな私は数学の試験が始まるとさまざまなハプニングに見舞われます。
まずは前の人の貧乏ゆすりがうるさすぎること。次に教室が暑すぎること。これらのようなことはテストに集中していれば気にならないはずなのですが、1問もスラスラと順調に解けないせいなのか、こんなしょうもないことが気になってイライラしてしまいました。絶好調であっても正直解けるかはわかりませんが、このような状態では問題が解けるはずもなく、試験時間はあっという間に残り20分となってしまいます。
しかしながら、今振り返ってみればこの残り20分が私にとって勝負を分けた20分だと思います。この20分間、私は論理的、数学的に壊滅してようと回答用紙にそれっぽいことを思いつく限り書き連ねました。サインコサインなどを用いる問題では図の見た目で角度を決めたりもしました。私は数学のテストが終わり、これは落ちたと思いましが、2週間後の合格発表でなんと私は受かってしまいました。あの20分で書き連ねたそれっぽいことのうちのいくつかにきっと部分点が入ってくれたのだと思います。
0完ではありましたが、2完分くらいの点はもらえたのかななんて思ったりもします。採点官も人間です。そんな大量の回答用紙をひとりひとりに時間をかけて見ているわけないです。きっと何か要素が含まれていれば点をくれると思います。調子が悪くても、何にもひらめかなくても、最後まで絶対に諦めないでください。


1つの教科がダメでも他の教科で挽回せよ!


また、取ろうとしていた教科がダメだったとしても、苦手としていた教科や不安要素があまりない教科でうまくいく可能性もあります。焦ってしまう気持ちは非常によくわかります。しかし合格は全科目の総合点で決まるので、気分転換をするなどして早めに切り替えましょう。
僕の場合、2日目の英語が比較的うまくいき、社会も自分がよく勉強していた分野が出てくれました。そのため何とか数学のミスを挽回できたと思います。最後に
合格発表までは非常に不安でしたが、最後まで自分の力を出し切ったことで合格することができました。なので皆さんも、数学0完とか英語がうまく行かないとか、社会全くできないなどの予想外なことが起こったとしても、最後の最後まで自分のできることを精一杯やることを心がけて本番に挑んでください。
皆さんの合格を、心より願っています。頑張ってください!


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