CRIMSON ブログをご覧の皆さま、こんにちは。副将を務めます、4年OLの前田大河です。
もう4月の終わりに差し掛かっています。この1ヶ月で、この春入部した1年生が練習を開始し、徐々に本格的なアメフトに取り組みはじめています。人工芝グラウンドという恵まれた環境で、新しい仲間と共にアメフトに取り組めることに、日々充実感を持って、過ごしています。
さて、練習する1年生の姿を見て、自分が1年生の頃を振りかえることが多くなりました。下の写真は僕が1年生の夏頃に、帰省した時に撮影した写真です。
体重65kgの入部時から増えて、この頃は75kg程度だったと記憶していますが、今現在の自分を見て、振りかえると大きくなったなと少し感慨深くなります。3年ほどアメフトに取り組んで、身体やスキル等は入部時から考えるとかなり成長したと思います。
では、今度は自分が最上級生として、1年生が成長するために働きかける立場になった時に、『成長』とはなんだろうと考えるようになりました。
『成長』という言葉はよく使われますが、曖昧すぎて自分はあまり好きではありません。ですので、自分なりに定義すると、成長とは、『自分にとって異次元なことに取り組み、それを当たり前にすること』だと考えています。
例として、ヒットが挙げられます。そもそもずっとサッカーをしていてコンタクトスポーツを経験してこなかった自分にとっては、アメフトの本質であるヒットはやはり怖く、当時の自分にとっては『異次元』なものでした。ただ練習を通じてヒットという『異次元』を重ねるうちに恐怖は薄れ、気づいたらヒットをすることが『当たり前』になりました。逆にヒットしない日に違和感を感じるようになり、オフの日でも自主練でヒットの練習をするようになりました。
このように、CRIMSON に入部してから、様々な異次元を経て、気づいたらそれが当たり前になるという経験を数多くしてきました。
要するに、成長するためには、強くなるためには、異次元なことに取り組みつづけないといけないということです。当たり前のことをし続けても、少なくとも大きな成長はないと思います。
上記の文章について、それはそうだろ、と思う方もおられると思います。ただ、強烈に意識し続けると、自分に大きな影響が与えられると思います。
現在2部に所属するCRIMSON が1部BIG8昇格を果たすことは、ある意味では、『異次元』のレベルに達する必要があるということです。その目標も8ヶ月後に達成するためには、チーム全体が常に異次元のことを積み重ねて成長しなければいけません。
そのために、チームの核である上級生が常に現状に満足することなく、『異次元』に取り組み続ける必要性を再認識して、日々の練習に取り組み続けたいと思います。
そして、入部してくれた1年生がその姿を見て、日々『異次元』にぶつかり、挑戦することで、ふと過去を振り返った時に『当たり前』を実感できる、充実した毎日を過ごして欲しいと思っています。