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2026

【2025引退ブログ 福永優】愛CRIMSON

CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。
2025年度スペシャルチームリーダーを務めました、WR#12の福永優です。

日頃より沢山のご支援、ご声援をいただき、ありがとうございました。多くの方々の支えのおかげで、長らく掲げて達成することのできなかった、BIG8昇格という大きな壁を越えることができました。

引退直後の今は卒論や課題に追われつつも、長期オフを満喫するのと同じような感覚でのんびりと過ごす毎日です。
ですが、ふとした時にアメフトの動画が流れてくると、もう自分がプレーすることはないんだと少し寂しさを感じながら最後まで見てしまいます。そんな寂しさに引きずられるように、昔の写真や動画も見返して、懐かしい記憶を思い出しながら4年間の部活動生活を振り返るブログにしたいと思います。
長くなりますが、最後までお付き合いいただけると幸いです。


新歓の雰囲気に惹かれて、アメフトという新しい世界に飛び込んでから4年。
何度もアメフトが嫌いになって、その度にまた好きになって、いろんな想いで頑張り続けてきた部活動生活でした。先輩たちの人柄の良さと、学生主体でチーム全員が本気で昇格に向かう姿勢、大学でもスポーツに熱中できる環境、他にない魅力を感じてCRIMSONに入部したのを覚えています。
初めはしんどいよりも楽しいが勝っていて、毎日の部活が楽しくて仕方ありませんでした。初めての増量と筋トレ、初めての楕円球。全部が新しくて、どんどん成長していく実感と共にアメフトが好きになっていきました。

しかし秋季リーグ戦に入ると、試合に向けてピリつく雰囲気とWR同期で経験者の琉夏との差を感じ、劣等感やミスへの恐怖で練習が楽しめなくなりました。
いっそ憎めれば楽だったかもしれませんが、アメフト好きのいい奴で、キッカーをも任されるチームからの信頼、練習に泥臭く取り組む姿勢、心のどこかで1年生にして試合に出ている琉夏への憧れを抱くようになります。
それでも入部当初ほどアメフトは好きになれず、むしろ嫌いに思うようになりました。


転機は2年生の春季オープン戦で訪れます。2022WRの先輩たちが引退し、初めてレギュラーとして試合に出場する機会が回ってきました。
それまで気持ちはあまり変わらず、ずるずると続けていた部活でしたが、試合の楽しさを知ってまたアメフトが好きになります。自分が活躍した時の喜びや、上のリーグに属していた明治学院大学相手に勝利した時の高揚感。入部時とはまた違った形でアメフトを好きになりました。
そして自身も試合に出るようになってから、憧れだった琉夏への気持ちもライバル心へと変わっていきます。

迎えた2年生の秋もロングパスを何度か通し、気持ち的にも技術的にもかなり成長した2年目となりました。

3年生の春季オープン戦はそれまで以上に活躍の機会があり、上級生として、主力として、チームをパスで引っ張る。
そんな自覚も芽生えて、アメフトへの熱量もどんどん高まっていきました。

二度目にアメフトを嫌いになったのは3年生の冬。
その年の秋季リーグ戦はチームとしても滑り出し好調で、3連勝で専修大学戦に向けて準備していました。
その最中、練習で腕を骨折し、シーズン全休が決まります。春から調子づいてきた中で大事な試合に出られず、結果として専修大学戦は負けてしまい、悔しさと不甲斐なさを強く感じました。その後のシーズンも自分はサイドラインで見ているだけでどこか身が入らず、自分がプレーで関われないまま昇格したら心から喜べないな、なんて嫌な考えもよぎり、しんどかったのを覚えています。それに更に追い打ちをかけるように、自身の不注意で更なる足の大怪我を負います。骨折を治して4年目こそはと思っていた矢先に怪我をし、チームメイトへの申し訳なさと自身の不甲斐なさ、行き場のないやるせなさに自己嫌悪に陥ります。復帰が遠のき、かろうじて残っていたアメフトへの想いが折れてしまいました。

それでも最高学年としてチームに向き合う同期の姿を目の当たりにし、スペシャルチームリーダーとして幹部に属してチーム全体のことを考えるようになる中で気持ちが切り替わり、プレーできない中でも何ができるかを考えて部活に臨むようになりました。リハビリは人一倍声を出して周囲を盛り上げ、同じように長期離脱をしている下級生を引っ張るつもりで取り組みました。スペシャルチームリーダーとして、自身がリーダーを務めるユニット以外のアサイン理解度向上にも努めました。リーダーとしてプレーで見せられない中で、このリーダーで大丈夫なのかと思われないようにとにかく必死の毎日でした。


春季オープン戦では下級生の成長が目覚ましく、頼もしさを感じる一方で、自分は何をしているんだ、前のように走れないかもしれない、戻っても自分のポジションはないかもしれない、と不安に押しつぶされそうになります。
「4年だから」「リーダーだから」そう自分に言い聞かせてなんとかモチベーションを保ち、復帰を目指してリハビリを頑張る毎日でした。辛く先の見えないリハビリ期間を支えてくれたメディカルの皆さん、特に理沙子には頭が上がりません。ありがとう。


三度目にアメフトを好きになれたのは、4年生の夏。久しぶりのグラウンド復帰を果たし、ようやくまたアメフトができた時です。ルートを走ってQBからのパスをキャッチする瞬間、ヘルメット同士がぶつかる衝撃、目の前のディフェンスとの駆け引き、その全部がとても楽しく、鈍った感覚を取り戻していく毎日は、1年生の初めに、日に日にアメフトが上達していったあの時を彷彿とさせるものでした。

そんな自分の復帰を喜んでくれる仲間が居て、いいプレーをしたらポジティブな声かけをしてくれる。怪我とは向き合いつつも、アメフトが楽しめる毎日を噛み締めて練習に取り組みました。
正直ラストシーズンはパスの機会が少なく、WRとしてパスキャッチしたと言えるのはチームが大敗した日大戦だけだったと思います。個人としては日大のDB相手にマンツーマンで勝ってパスを通せた喜びは大きかったですし、後悔なく終えることができました。

でもそれ以上に、自身の活躍が目立たずともチームが5連勝し続けられてきたことの方が大きな達成感を感じています。リーダーを務めたからなのか、4年生だからなのか、それが昇格に結びついたからなのかは分かりませんが、入部時に感じた昇格に向かうチームの真ん中に当事者としての意識を持って居ることが出来たからかもしれません。


長くなりましたが、ここまでずっと、私個人のアメフトへの「好き」「嫌い」の変化を綴ってきました。そんな4年間の中で、唯一変わらずに抱いていた想いがあります。それは、「CRIMSON」というチームが大好きだということです。アメフトを嫌いになった時にチームを離れられなかったのも、頼れる先輩や愉快な同期、可愛い後輩や真剣に向き合ってくださるコーチの方々がいて、これほどまでに恵まれた部活環境はないと確信していたからです。しんどくてもグラウンドに行けば笑顔にさせてくれるチームメイトが沢山いました。学生主体のチーム、それが一橋の一番の良さだと思っています。各々が試行錯誤して取り組み、反省点があれば沢山話し合って改善する。そしてそれをサポートしてくれる素晴らしいコーチに囲まれている。この恵まれた環境は唯一無二だと断言できます。
一方で学生の取り組みが甘ければ、どんどんと緩い方に流されていってしまうのも学生主体の悪いところです。ただそれと同時に、受動的なチームに比べて、その主体性を持ってすれば遥か上に行くポテンシャルを秘めていると思っています。もしかしたらCRIMSONは長らく2部にいて、知らず知らずのうちにスタンダードが2部レベルになってしまっていたのかもしれません。私が言えた立場ではないかもしれませんが、今年の昇格をきっかけにそれをCRUSHし、どんどんとスタンダードをあげていって欲しいなと後輩たちには期待しています。

コーチ、OBOGの方々スキルやアサインに留まらず、チームとして勝ちに行くためのマインドセットまで、沢山ご指導いただき、ありがとうございました。特にWRコーチの出来岡さんと、スペシャルチームコーチの谷さんには二年間みっちりとお世話になりました。二年前、右も左も分からないままキッキングの幹部となった時から、谷さん無くしてはスペシャルチームリーダーを務め切るまで成長することは出来なかったと思います。ありがとうございました。
また、ご指導や練習参加、ご支援いただいたOBOGの皆様にも重ねて感謝申し上げます。先輩方を見てアメフトのかっこよさを知り、ずっとその後ろ姿を追いながら4年間部活をしてきました。今でもプライベートで仲良くしてくださる先輩方がいて、つくづく恵まれているなと感じています。

後輩達プレーヤーの過半数が下級生の今年のチームで昇格を果たせたのは後輩のみんなのおかげです。本当にありがとう。試合相手よりも、日々のスクリメージで対峙するみんなの方が厄介でやりにくいプレーヤーだったから、自信を持ってBIGに挑んでください。上に書いたように、CRIMSONはポテンシャルを秘めていると思っています。この先もどんどんCRUSHし続けながら頑張ってください。

WR後輩のみんなには怪我で沢山迷惑をかけてごめんなさい。明るく慕ってくれるみんながいたおかげで、楽しくパート練習やれました。ありがとう。1年生の時にポジションが決まってからずっと、琉夏が憧れで、ライバルで、仲間だったからWRを頑張れたと思う。一緒にWRしてくれてありがとう。

同期アメフトが嫌いな時も、怪我した時も、どんな時もずっと頑張ってこられたのはみんなが居てくれたからです。愉快で一緒にいると笑いは絶えないけど、芯があってまとまりのある、良い同期だったなと感じています。これからもずっと笑顔で集まれるように仲良くしてください。

両親4年間沢山サポートしてくれてありがとうございました。毎試合、スタンドに目を向けると会場に応援に駆けつけてくれていて、頑張る力になりました。増量やアメフト用品、怪我の時のサポートなど、多岐にわたって支えてくれたおかげで最後まで頑張りきれました。充実した4年間を送れました。


自身の部活動生活を振り返り、関わってくださった方々に感謝を述べていたらこんなにも長い文章となってしまいました。ここまで読んでいただきありがとうございます。書き始めたらまだまだ沢山振り返ることがあり、止まらなくなってしまうくらい濃い4年間でした。とてもしんどくて、それ以上に充実していたこの4年間は、これからの人生でずっと糧になると信じています。そんな経験をさせてくれたCRIMSONに出会えたことに感謝しながら、今度はOBとしてチームを支える側に回りたいと思います。4年間ありがとうございました!


WRITER:福永優
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