CRIMSONブログをご覧にの皆様、こんにちは。今年度スペシャルチームリーダーを務めました、DL/OL#65の阿古江惇生です。今年度もCRIMSONに多大なるご支援、ご声援を賜り、本当にありがとうございました。
CRIMSONを引退して、毎日アメフト漬けだった日々が終わってしまい、今は細くなりゆく体に必死に抵抗するためにジムに通うという空虚な毎日を過ごしています。それほど、私の大学生活にとってアメフトは大きな存在でした。私のアメフト人生、悪くなかったです。いい経験をさせてもらえました。
4年間で何回も苦しい試合をしてきましたが、それよりも楽しい試合をすることができたと胸張って言えます。
4年間アメフトをやってきて、今年が1番楽しかったです。同期と一緒にチームを作って、同期と一緒にプレーすることが何より楽しかったです。
特に今年は、社会人で活躍されているコーチが何人もチームに参加してくださり、新たな知見やスキルを身につけることができました。4年目にして日々成長していく感覚も嬉しくて堪らなかったです。
初戦で東海大に勝利した後のハドルで真聞が、「お前らとなら昇格できる」という話をしました。決して慢心ではなく、その場にいる全員がそう感じていました。本気で昇格を目指してきたからこそ、初戦で勝ち切れたことは何より自信になりました。あの一体感、高揚感は今後人生で味わうことのできない感覚だと確信しています
一方で、自分の弱さを突きつけられた4年間でもありました。日々の練習やトレーニングから食事、睡眠、同期や後輩とのコミュニケーションなど、後悔ばかりが残っています。専修とICUに負けてしまったのは、自分の弱さから目を背いた結果です。悔やんでも悔やみきれません。
また、去年と今年は怪我に悩まされたシーズンでもありました。怪我をするたびに自分の情けなさに泣いてしまうこともありました。自分が出場していない試合で、苦しんでいる仲間を見ることが僕にとっても苦しかったです。負けた試合の後、同期が僕に謝ってきたのですが、それが何よりも苦しかったです。
そんな中でも同期の存在があったからこそ、気持ちが折れることなく最後まで活動することができたと思ってます。心残りがあるとすれば、一緒に苦しいシーズンを4年間戦ってきたからこそ、最後はみんなと昇格したかった、ただこれだけです。
CRIMSONの活動を通して関わってくださったすべての人と両親に感謝でブログを締めさせていただきます。
本当にありがとうございました。