CRIMSONブログをご覧の皆様、日頃より多大なるご支援ご声援感謝申し上げます。元LB#13の矢田部泰成です。
僕がこのように引退することができたのは数多くの方の支えがあってのことです。
先輩方には、生意気で怠惰な僕はたくさん甘えさせていただきました。何度か辞めたいと思う時がありましたが、先輩方の何気ない一言のおかげで続ける事ができました。先輩方の昇格の思いに応えたいと思いましたが、足を引っ張る機会が多く大変申し訳なく思い続けています。それでも2年時の東工大戦は、僕の中で初めて先輩方とチームの一員として戦えている実感があり、引退した今でも超えることのない高揚感や多幸感に満ちた試合でした。とても良い経験をさせていただきました。ありがとうございます。
後輩方は、選ぶことのできない先輩に僕のような厄介者がいて大変だったかと思います。皆さんの優しさがあって僕は僕らしくいられたと思います。ありがとうございます。
同期は、一緒に過ごし、勝利を目指し、辛いことや苦しいことを乗り越え、戦ってくれました。僕は同期が勝つのが1番嬉しいし同期が負けるのが1番悔しいです。僕の精神的支柱は皆でした。ありがとうございます。
OB・OG、父母の方々には日頃からたくさんのご支援ご声援をいただきました。僕が、部費を払えていなかったのに、アメフトに思い切り取り組むことができたのは皆様のご支援あっての事です。感謝申し上げます。ありがとうございます。
最後に僕が、引退して思うことを綴ります。
同期と昇格出来なかったこと。これが非常に悔しいです。昇格に足らない所を毎年反省し感じながら過ごしてきた4年目だったので、これまでのように足らない所は無いと思ってしまった、きっと昇格できるだろうと思ってしまった。そこが昇格できなかった理由であると思います。
最後の最後まで足らない所を探し続けなければいけなかった。秋季リーグ戦3連勝していた時、僕は正直苦しく、早くこの重圧から解放されたいと思ってしまった。
そこから解放されるために、僕はこれまで以上に昇格できるだろうと楽観視してしまったのだと思います。
そして引退して、もう同じように目標を追うことすらできなくなった事が今一番辛いことです。
僕はこの4年間で精神的に成長する事ができたと思いますが、その先の達成感を味わう事ができていません。
今後の社会人生活でこのCRIMSONでの経験を活かし、今後も精神的に成長し続け、次こそは何かを成し遂げたいと思います。
