CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。4年DL/OLの佐藤晃平です。寒い中、会場まで足を運んで応援をしに来てくださった皆様、ライブ配信を通じて私たちを応援してくださった皆様、その他多くのCRIMSONファンの皆様、本当にありがとうございました。
試合後、昇格したかの如く諸手を挙げて喜ぶICUの選手達を見て、「負けたくない」ではなく「勝ちたい」と思えたかどうか、勝負はここに尽きるのではないかと思いました。彼らにとって今回の試合は3部リーグとの入替戦を避けるためには何としても「勝ちたい」試合だったと思います。
それに比べて私たちは入替戦出場を目指す上で「負けたくない」試合でした。「負けたくない」という言葉と「勝ちたい」という言葉には、その言葉以上に大きな差があるような気がします。
怪我からか、あるいは負けることへの恐怖からか、「絶対負けたくない」と思ってここ最近練習をしていました。しかしそれでは守りに入ったプレーしかできません。自分自身に成長もありません。きっとCRIMSONの選手の多くが「負けたくない」という想いだけ抱いて、何よりも大切な「勝ちたい」という想いを持てずに試合に臨んでいたのではないでしょうか。
背丈が大きかろうが、経験者だろうが、どんな相手だろうが、ヒットで圧倒して「勝ちたい」という私のオリジンをICU戦は思い出させてくれました。私以外にも、今回の試合を経て「勝ちたい」という想いの大切さに気づいた選手がいると思います。
負けてから思い返すようでは遅すぎると言われても仕方ないですが、幸いなことに入替戦出場の可能性はまだあります。神が与えてくれた最後のチャンスだと捉えて、2週間後の拓殖大学戦に向けてチームを立て直し必ず勝利を掴み取ります。
今後もCRIMSONへの温かいご支援ご声援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。