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2021

【2021部員ブログ Vol.2】良いリーダーとは何か

CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。
学年リーダーを務めます、2年LBの吉野聡一郎です。

僕は今回初めて人をまとめる立場となり、他の幹部の皆さんと学年やチームについて話し合う中で、慣れない中でもチームについて新たに考えることがあります。
そこで、僕が考えるようになった、「チームにとって最も良いリーダーとは何か」ということについて、このブログでは書かせていただきます。大きく分けてリーダーは2種類に分かれると自分は考えます。

1つ目は、とにかく厳しいリーダーです。先輩方に話を聞くと、昔のCRIMSONは下級生にも高いレベルを求め、ミスに対して怖い先輩が厳しい声をかけるチームであったと言います。しかし今のCRIMSONのリーダーは、高いレベルを求めるが、ミスに対して切り替えようと声かけする、後押しするリーダーだと感じます。これが2つ目のリーダーです。この2つのどちらが良いのか。これは4年生、ひいてはチームの状況によって大きく変わるものだと感じます。
前者のような厳しく求めるチームにおいては、緊張感を持ち練習の質を高める事ができる利点がある一方で、下級生は精神的に辛くなり、付いて来られなくなってしまうのではないかという懸念があります。
また、後者のようにミスを糾弾することなく、次頑張ろうと励まし続けるだけでは練習に緊張感が持てず、選手の成長に最適ではないのではないかとも思われます。しかし、実際にミスを恐れずチャレンジできる環境ではあり、部員が付いて来られなくなることも防ぐことができています。自分自身ミスを引きずりやすいので、切り替えるよう促してもらえた方が次のプレーにつながると感じています。

この問題は、下級生も試合に出なくてはならないという近年のCRIMSONにおいて、非常に重要なことです。
自分としては、厳しいリーダーの方が、試合でのミスは減らせるのではないかと考えている一方で、精神的な部分でやっていけるのか不安に感じる部分もあります。そもそも自分が他人に厳しい事が言えるのか、ということにも疑問が残ります。

しかしながら実際に、どちらが良いのかということは今ここで簡単にわかることではありませんし、絶対はありません。どちらかという問題でもなく、2つのバランスをうまくとっていかなくてはいけないのかもしれません。我々が最上級生となりチームをまとめるリーダーになる時、どのようなリーダーであるべきなのかということは、2年生という早いうちから考えていくべき事項の1つだと認識し、深く考えていきます。


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