CRIMSONブログをご覧の皆さま、こんにちは。平素より多大なるご支援ありがとうございます。2020年度主将を務めましたDL元#99鈴木雄大です。
2020CRIMSONは2部リーグ4位という結果に終わりました。
2020シーズンは「特別なシーズン」という位置付けで、昇降格はありませんでしたが、結果は当初掲げていた「1部昇格」という目標とは程遠いものでした。
1部リーグを知る最後の代としての務めを果たせなかった自分の不甲斐なさと責任を痛感しています。
2020シーズンは4年間のなかで間違いなく最もつらいシーズンでした。
自分の主将像を模索している最中での5ヶ月近い活動自粛。そして活動が再開でき、秋シーズンに向けて本格的に準備している最中での前十字靭帯断裂。
選手としての価値を失った主将に何ができるのかを問い続けた毎日でした。そのような状況でも最後までチームの先頭に立つことができたのは同期の支えがあったからこそだと思います。
結果を残せなかった主将にこの場で語る資格などないことは承知していますが、それでも後輩たちに伝えたいことが一つだけあります。
それは「CRIMSONは1部リーグで戦うべきチームである」ということです。
僕の代も含め、ここ数年CRIMSONは2部リーグに定着しています。そのため、後輩たちのなかには1部リーグなんか夢のまた夢と思っている人もいるかもしれません。それは偏に1部リーグにふさわしい強いチームを作れなかった4年生の責任です。
ですが、後輩たちには常に1部リーグというものにこだわり続けてもらいたいです。1部リーグは夢などではなく、到達可能な目標だと胸を張って言えるほどに、フットボールと向き合ってほしいです。
今後はOBという立場にはなりますが、できる限りのサポートはしていきたいと思います。期待しています。
最後になりましたが
チームを支えてくださったコーチ・OBOG・ファンの方々、フットボールのことを何一つ知らなかった僕を育ててくださった先輩方、共に戦った同期、こんな僕に最後までついてきてくれた後輩たち、1プレーでもいいから試合に出たいという僕のわがままを聞いてくださり、そして叶えてくださった植原先生とBIGBEARの方々には感謝しかありません。
そして、4年間何不自由なくフットボールに集中させてくれた両親に最大限の感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございました。
一橋大学アメリカンフットボール部 2020年度主将 鈴木雄大