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2025

【部員の日常ブログ 内山雄一】世界は誰かの仕事でできている

CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。2年DLの内山雄市です。

今年も始まってからあっという間に4か月が経ちました。
その長さで有名な一橋の春休みが終わり、ついに先日、授業が始まりました。桜で満開の大学通りを通り、国立キャンパスに向かうとまるで新入生のときに感じたような新鮮な気分になります。

さて、突然ですが、みなさんは最近新たにやり始めたことは何かあるでしょうか?

私は今年の1月からあることを始めました。

それは、「アルバイト」です。

何を今さらと思われるかもしれません。だいぶ出遅れたものの、長い春休み期間を有効活用したくて、バイトを始めてみました。

バイト先に決めたのは実家近くにある某弁当販売チェーン店。お財布に優しいのり弁当が人気ですね。
自分もその店ののり弁が大好きで馴染み深かったため、軽い気持ちでバイトに応募してみました。

しかし、いざシフトに入ってみるとこれがまあ大変でした。新人はまずレジを任されるのですが、レジ打ちをやったことのなかった私は非常に苦戦しました。手動で値段を割引いたり、預かり金やおつりを自分で数えなければならず、慣れない私はもたついてしまい長蛇の列を作ってしまうこともありました。

さらに店員はレジ打ちだけでなく、調理、清掃も同時並行して行わなければいけません。
レジ打ちが慣れないうちに今度はキッチンに立たされ、のり弁、唐揚げ弁当といった揚げ物弁当から生姜焼き弁当、野菜炒め弁当など炒め物弁当まで非常に多くのお弁当を作ることになります。
揚げ時間や調理工程もひとつひとつ覚えなければならず、初めの1か月間は本当に苦労しました。

今でこそ、バイトにはだいぶ慣れてきましたが、バイトを始めてから社会で働いている人への尊敬と感謝の念が強くなりました。
私が普段ふらっと何気なく寄るレストランやコンビニ、スーパーマーケットでも懸命に働いてくれる人がいるおかげでいつでも買いたいものを買えるのです。

いつも部活前に朝食を買うために寄る駅前のコンビニの店員さん、いつもレジ打ちありがとうございます。この場を借りて感謝させていただきます。

そしてもっと身近に感謝するべき人はいます。

それは家族、そしてアメフト部のスタッフです。

家に帰ればご飯があり、お風呂が沸いている。グラウンドに行けば、ボトルがあり、ビデオを撮ってくれる。
これは当たり前のことじゃないんだなとバイトを通して気づけました。家族とスタッフには今後直々に感謝していきたいと思います。

こんなことを考えていたらちょっと昔のジョージアのCMのキャッチコピーを思い出しました。

「世界は誰かの仕事でできている」というものです。

CMが放送されていた当時の私はおそらくこのキャッチコピーに対して何とも思っていなかったでしょうが、今なら深く心に沁み入る言葉です。
私たちは顔も名前も知らないような人たちの仕事により、豊かな生活を送れているのです。
たとえちっぽけに思えるような仕事ももしかしたら誰かを支えているのかもしれません。

私が作ったのり弁当を食べて明日頑張ろうと思ってくれる方もいるのかも!?なんて考えてたらなんだかやる気が出てきました。

拙い文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございました!


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