こんにちは。商学部新2年生AS(アナライジングスタッフ)の山田理音です。皆さんは、一橋商学部についてどんなイメージがありますか?看板学部、そうそうたるOGOB、ゼミゼミゼミ、といったところでしょうか。これでは商学部の「し」の字すら語れていませんね。今回は商学部の実態について紹介したいと思います。以下は私が1年生を終えて感じた商学部の実態について書いております。そのため内容が偏向している可能性があります。予めご了承下さい。
商学部を一言で表すと、、、、、、
「共同体」
です。え、言い過ぎではと思ったあなた。きっとこれを読み終える頃には商学部がいかに結ばれたコミュニティなのか納得していただけるはずです。
理由① ゼミが合計5回も組まれる
簡単に商学部ゼミについて説明すると、①15人程度の小規模、②毎週1コマ、③千差万別の内容、④やりがいのあるコンテンツと膨大な課題量といったところが特長です。そしてこれらの特長こそが、商学部を共同体たらしめる要因なのです。
まず、商学部生の人数は、2023年入学以降、258人となっています(募集要項より)。理論上5×15人=75人の商学部生と関わることができます。つまり、少なくとも卒業までに四人に一人は知っているという状態になるわけです。凄まじいですね。
そして、ゼミでは担当教授の専門に従った内容を扱い、ゼミによって差はあるものの概して毎週1000字程度の個人課題とグループ課題が課せられます。1年生の後期ゼミにおいて私が耳にした限りでは、個人課題で毎週5000字のレポートを提出、グループ課題としてのパワーポイントの用意をする、といった膨大な量を課されるゼミも存在します。しかしたいていの商学部生はやり切っています。なぜでしょうか。そう「協力」です。「困難は分割せよ」です。やはり重い課題を共に乗り越えたときの絆に勝るものはないですね。ということで、まず理由その①はゼミでした。
理由② 入門科目の必修の多さ
1年生で課される必修科目は以下の通り。「会計学入門」「マーケティング入門」「経営学入門」「マーケティング入門」「金融入門」と五つもあります。経済学部が2つ?、法学部が1つ、SDS学部が2つ、社会学部が3つ、と他学部と比較するとその多さが引き立ちます。もちろん一つ一つ内容は充実しており課題もテストも重めです。そのため一年生のほとんどがこの必修科目に苦しめられています。この難関を乗り越えるために必要なのは、もちろん「助け合い」です。1年生の後期になるとゼミで取り扱う内容が人それぞれになるため、しっかり持ちつ持たれつの関係が出来上がります。
理由③ 必修に数理科目も存在する
大学数学は高校数学までとはまた一線を画す難易度です。そして教授が話している内容もよくわからないことがよくあります。そんな数理科目を商学部生は計8単位、4授業分の単位を取得しなければなりません。そして授業評価は多くの授業でテスト評価になっています。あなたが天才ならばともかく凡人は互いに教えあうことが必須ですね。
どうでしたか。商学部のコンテンツだけでもこれだけ繋がれる、協力し合える機会が存在します。友達の友達が知り合いなんてざらにありますね。さらにクラスルームの繋がりや部活・サークルの繋がり、バイトなど他の繋がりをも考えるともはや共同体といっても過言ではないでしょうか。しかし、一橋大学にはもっと深い絆で結ばれた共同体があることをご存じですか?
それが我々、一橋大学アメリカンフットボール部CRIMSONです。もはや共同体こえて家族ともいえるチームCRIMSONに受験生の皆さんが入部してくれることを心から歓迎します。残りの数か月勉学に励み合格をつかみとった暁には、CRIMSONの一員として最後の学生生活を充実させましょう。国立(くにたち)から応援しております。