皆さんこんにちはサーターアンダギー。二年生OLの島人、金城雄介です。
早速ですが受験生の皆さんに質問です!
一橋大学は卒業の為に論文を書かなければいけませんが、皆さんは卒論と聞いてどのようなものを想像しますか?
僕には皆目見当もつきません。
そこで、早速僕は大学の図書館へ行き、調べてみました。
①中央線(東京駅-高尾駅)混雑緩和の方法
一橋生、特に電車通学の生徒が必ずと言ってよいほど利用するのが中央線ですが、朝の中央線の乗り心地はとても最悪です。
毎朝僕は、駅に着いた中央線の車内を眺め、「ああ、今日もこんな人間がすし詰めされた電車に乗って1限の授業を受けに行かないといけないのか。」と気持ちが萎えはじめます。
なんなんでしょうね。あの殺人的混雑は(怒)。
まず、暑すぎる。
文庫本すら読めない。
後ろの人は滅茶苦茶押してくるし、前の人の足を僕は踏みそうになる、痴漢に間違えられないように両手はバンザイ状態、最悪ですよ。
そんな日の昼、僕はこの論文に出会いました。
タイトルを見たとき、「神は存在した。」と思いました。
過去の混雑緩和への取り組みを踏まえて考えた筆者の緩和策。
オフピーク通勤、時間差料金制度……素晴らしい! 是非とも政府と鉄道会社、とくにJRにはこの制度を推進してもらいたいものです。
そう思い、ぼくは次の日から自転車通学に切り替えたのでした。
②プロ野球の戦力不均衡問題
2013年の感動を僕は忘れない。
田中投手が開幕から24連勝、アンドリュー・ジョーンズやマギーといった助っ人外国人、聖澤や嶋など古株選手の活躍により楽天イーグルスは日本一になった。
弱小チームと言われ続けていた楽天が優勝した時は下剋上的な感じがして僕はスカッとした気持ちだった。
しかし、このような例は特殊であり、大抵は巨人とソフトバンクが上位をキープしている。両チームとも強い選手はいっぱい在籍しており、ファンもたくさんいる、立派なホーム球場もある。
「別に俺はそのようなチームがあってもいと思うし。別に、ね、日本のプロ野球が面白ければそれが一番とおもいますし。でも、やっぱり、もう少し各球団の勝負が拮抗すれば更に面白くなると思うんですよね。」 2年生DLの平野君(ベイスターズファン)はこのように言いました。
(日本プロ野球を語る2年DL平野)
確かにって僕も思ったわけです。
そこで僕は図書館へ行き、先輩たちの書いた卒論に答えを求め飛びつきました。
…あった。
戦力不均衡問題に触れた論文が!
僕は早速読み始めました。
フムフム、やはり球団の強さはその親会社とかの資金力と関係あるのか、地域密着度も強さに影響するとは驚きだな。
でも、やっぱり僕が思ったことは、結局お金持ち球団が強くなるのかってことです。
悲しいかな、世の中金がすべてなのか。
確かに選手も年俸がいいところに行きたいって思うのが普通ですよね。
ただ、ドラフト制を去年の成績が悪い順に強い選手を指名できるとか、そういう制度があってもいいと僕は思いました。
③不良の言葉遣い
部活の練習後、僕は2年生LB東君と、同じく2年生QB濱野くんと一緒にカレー屋さんへ行きました。
部活後の同期との会話は弾みに弾みました。
話題は濱野君の中学時代の話に。
濱野「中学の時ささいなことで3校合同のケンカみたいなのが起きて、集合してケンカしようってなったんだけど、俺が幼稚園の時の友達2人と会ったもんだから、すっかり思い出話に夢中になっちゃって、ケンカそっちのけで座ってしゃべってた。」
いや、すごい。
こんな不良漫画みたいな展開、現実に起こるのか。
僕は思いました。
次から次へとすごいエピソードが出てくる濱野君。
それと同時に僕はいつか読んだある卒論のことを思い出しました。
それは不良の言葉遣いを漫画から考察するといった内容の論文。
三つの描かれた時代が異なる漫画の一つ一つのセリフを抽出し、まとめたデータはその時代背景を考えるうえでとても興味深かった。
そんなことを考えているうちに話題は東君へ。
どうやら不良とは程遠いイメージの東君が不良の真似をするそうです。
東「オイッ、ゴルゥアァ、あんまりふざけてると*※?#$っぞ。」
(荒ぶる2年LB 東)
最後のほうは何を言っているのかわかりませんでしたがやっぱり似合わない東君でした。
まとめ
いかがでしたか。
僕が調べた卒論のほとんどが難しい内容のものでしたが、中には日常生活に関わる内容にまで学術的なアプローチをした面白い卒論も結構ありました。
ここで紹介できなかった面白い卒論も一橋大学にはあります。ぜひ読んでみてください。