アメフトは足が速いだけでも十分にヒーローになれる可能性があるスポーツです。NFL(アメリカのプロリーグ)のアメフト選手がオリンピック100m代表になることも珍しくありません。それほどまでにアメフト選手はスピードを大切にし、重要視しています。
今回は高校時代に陸上をやっていた蒔苗慧君(二年/#17/WR)の話を聞きました。
Q.高校時代のことを教えてください
高校では陸上部に所属し、主に100mと200mを専門にしていました。特にこれといった輝かしい結果を残したわけでもなく、体育の授業や運動会で少し活躍する程度の陸上部員でした。
(2年WR蒔苗慧)
Q.入部したきっかけは何ですか?
高校生の頃、部活のOBがアメフトをやっていることを知り、漠然とアメフトに興味がありました。そして、受験生のころ、偶然にもCRIMSONに出会い、ここでアメフトがしたいと心の底から望みました。
ところが、入部にあたって、今まで陸上という個人競技をやってきた自分にとって、アメフトは初めての団体競技であり、自分だけの能力では勝利を得ることのできない競技という団体競技特有の弊害が気がかりになりました。
しかし、新歓パンフを見た時に、アメフトは団体競技であってもポジション毎の専門性がとても高く、個人の能力が試合に大きく影響することを知り、その弊害を気にせずに練習に打ち込む決心がついたため入部を決定しました。
Q.元スポがどう活きていますか?
陸上は走るだけでなく、アスレチック系の練習も多く、その甲斐もあってアメフトの練習に馴染みやすかったです。もちろん陸上で鍛えた脚力や瞬発力は、ディフェンスを寄せ付けないという点でWRに活きています。また、ヒットやタックルでの勢いにもつながっています。
圧倒的なスピードを持つ蒔苗君!
現役部員の中でも屈指のスピードを持つ蒔苗君。誰もが足が速くなりたいと願うアメフト選手の中でそのスピードは大きな武器です。ディフェンスを振り切ってボールをキャッチする蒔苗君の姿、かっこいいです!