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2020

2次試験直前はこう対策しろ!〜商学部編〜

受験生のみなさん、こんにちは。本日は2次試験直前の取り組み~商学部編~をお送りします。

商学部といえば、言わずと知れた一橋大学の看板学部です。大学に入ってからも一番授業が面白いのは商学部と言われています(編集長の独断ですが)。そんなエリート学部に現役合格した菅井くんにインタビューしてみました。


こんにちは、商学部1年WR#89菅井誠人です。2次試験までもう1ヶ月もないですね。これまでの頑張りが実を結ぶべく、より一層勉強に励んでいることだと思います。その手助けに少しでもなれたらと思い、この2次試験対策ブログを書かせてもらいました。拙い文章で申し訳ないですが、最後まで読んで頂けたら幸いです。

一橋大学は学部によって配点が異なりますが、商学部は英語と数学の比重が重いです。国語と社会で大きな失敗をせず、英数でどれだけ稼げるかが合否を分けると思います。

センター試験が終わってから2次試験までの約1ヶ月、僕は意外と長く感じました。センターリサーチの結果はどこもD判定(合格可能性20~39%)でしたが、なぜか志望校を下げるか悩む事もなかったです。自分は受かるという根拠のない自信をもっておくとよいかもしれません。

この1ヶ月は過去問を自分で解くことと、記述式への対策を徹底的に行いました。塾の直前講習も、過去問を解くだけの授業は無駄だと思い受けませんでした。自習室で過去問を進め、先生に記述の添削をお願いするために自習室と先生の休憩室を往復していました。


英語 苦手でもなんとかなるっしょ!

英語は、受験勉強を始めた頃から苦手意識があり、点数を稼げると思っていなかったので、平均くらい取れればいいなという思いで挑みました。そのために、文法力を問う記号問題では、過去問を解いてみてどれだけ時間をかけても半分くらいしか取れず、一橋のこの大問は難しいという周りの声も聞いて、極力時間をかけず半分取れれば御の字というスタイルで解きました。

他の人と比べて単語量と文法の知識が少ない自覚があったので、英作文は、しゃれた表現は使わず平易な文法で、ミスなく文字数を埋めることで、高い点数は狙えないが減点されることはない答案を目指しました。高度テクニックは避け、自分の使い慣れた表現に頼るのが、英作文の得策だと思います。


数学 今年ベクトル出るらしい

商学部は英数が重要だと上で述べましたが、英語に比べて数学は得意だという自負があったので、合否は数学にかかっていると思っていました。数学は記述式といっても、センターなどとやることは変わらないので、過去問を自分で解いて答え合わせも自分で行いました。ただ、自分の表現を持っておくと記述が楽になるなと思い、定型文のようなものを必ず使うようにしていました。

今年の2次試験の数学に出る問題をズバリ予想します!!!「ベクトル」が必ず出ます!!!これは、来年度からの新学習指導要領で、「ベクトル」が数Cに移動し、文系範囲から消えるからです。長年の入試問題作成の中でストックされてきた良問から「ベクトル」の超良問が出されるはずです。絶対に対策しておいてください!


国語 文語文やっとこう

国語は周りと大きく差をつくような科目ではないと思っていたので、4科目の中では勉強量の比重が1番軽かったと思います。ひたすら過去問を解いて先生に添削してもらい、それを踏まえて書き直して再度添削してもらうということを繰り返していました。

文語文は、一橋特有の問題で「どう対策したらいいか分からない」、「古文と一緒でしょ。勉強しなくていいや」という人も多いかもしれません。ですが、僕は勉強しておくことをオススメしておきます。古文と現代文が入り混じった文体で読みにくく、慣れていないと読むだけで時間がかかり大きなタイムロスにつながります。過去問の文章と現代語訳を読み比べるだけでも、文語文に慣れることができると思うのでやっておいたほうがいいと思います。問題自体は易しいので解く必要はあまりないです。(時間の余裕があったら、世に出回っている唯一の文語文問題集「近代文語文問題演習」に手を出せたらよいと思います。)


社会 地理だから読まなくていいよ

社会は、僕は地理を選択しました。(受験生のほとんどが日本史か世界史選択だと思うので、参考になりませんね。) 社会は大問が少なく、それぞれの配点が大きいので、大きな失敗は避けたい科目です。地理は大問3つで、その中で小問に分かれているので、日本史や世界史に比べて、点数を細かく稼ぎやすく大きな失敗には繋がりにくいと言えます。

大問の最初にくる国名が分からないと焦ってしまいますが、分からなくても後の小問は解けることが多いです。落ち着いて問題文や表を噛み砕いていけば、満点の解答ではなくてもしっかりと点数をもらえる答えにたどり着けるはずです。地理は貪欲に点数を狙いにいく姿勢が大事だと思います。

解答用紙に自分で問題番号をふらなければいけないことに驚くかもしれません。過去問を解く時点で、本番通りに解答用紙を使ってやっておくといいと思います。


最後に

最後になりますが、自分は受かるんだという根拠のない自信を持って2次試験に挑んでください。合格発表の日、胴上げできることを楽しみに待ってます。


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