一橋大学の受験生の皆さんこんにちは!
今回から各科目二次試験突破のコツを部員に教えてもらいます。
トップバッターは新2年商学部のLB吉野聡一郎くんです!
・英語
自分は英語を最も苦手としていました。ですからコツとは言えないかもしれないですが自分の体験を踏まえた突破方法を話していきます。
試験直前はとにかく試験開始時間ギリギリまで覚えているか怪しい単語を確認して、あとは英文を読めることを祈って開始の時を待っていました。始まってみると思いの外読みやすい文章でうまく進みましたが、残念ながらリスニングでつまずきました。全く何を言っているのか分からなかったので聞こえたそれっぽい単語を書いてみたら何とそれが正解でした(全部合ってました!笑)。とにかく何か書いてみるものですね。
英作文はどんな問題が出るのかわかりませんが無難に書いていくことをお勧めします。外さないように、減点されないように、無難に書いて行った方が確実に点数が取れると思います。
・数学
生命線の数学ですが戦略は1つ。できる問題からやるだけです。
はじめに5問全ての問題を順に解いていきます。ここでちょっと考えても見えてこない問題はスパッと飛ばしてしまいます。もちろんできる問題があれば解き切っちゃってください。ここまで大体30分。
その後全体をみてそれっぽい解き方が浮かんできたものからもう一度取り組んでください。とにかく頭に浮かんだ方法を片っ端から試してみるのが重要です。ここまで大体90分。
いくとこまでいくとあとはもうどれだけ考えても分からないな、という気持ちになっていきますよね。そういう時は本当に出てきません。残りの30分は見直しに当てましょう。ほんとに見直しが大事ですよ!
本番で4完する人も問題を最初に見た時点で道筋が見えてくるのは1つくらいなものです。しかし1つの問題に拘らず、行ったり来たりしながら何度も取り組んでみると、最終的に3完くらい安定して得点できるようになっています。頭が慣れてくるんですかね、カラクリは分かりませんが何故か道が浮かんできます。数学でうまくいっていない人は一度やってみてもいいかもしれません。
・国語
これもあまりコツというものはないですが解答の書き方について某予備校で国語の採点バイトをしている立場から言わせていただきます。
一橋の国語は漢字から始まり要約で終わります。まず漢字は止めはねをはっきりしましょう。
要約については特に長い解答になると文章がとっ散らかっていて何を言っているのか全く分からない解答になりやすいです。下書き用紙を必ず使ってきちんと校正をしてから解答用紙に濃くはっきりと書きましょう。句読点や主語に気をつけてください。その方が自分の考えも整理されて後悔ない最高の解答になりますよ!
・社会
自分は日本史を選択しました。皆さんも既に承知でしょうが一橋の日本史はとっても難しいです。自分は日本史は30点を目安にしていたくらいです笑。直前には必ず過去問を振り返っておきましょう。範囲としては一番出やすいですよ。
試験中はとにかくできる問題から文字数を割いていきましょう。分からない問題に限られた文字数を割くのはもったいないのでわかる問題には余計なくらいに情報を盛り込みました。分からない問題にもその場で考えたことでも書いてみましょう。少しでも得点があるかもしれません。
日本史は絶対難しいですがそれは他の受験生にとってもそうです。焦らず確実に、期待を込めて、解答を作っていきましょう!
・受験生に向けたメッセージ
これまで長々と自論を語ってきましたが、皆さんはこれまで過去問演習は十分してきたでしょうからその中で見出した自分なりの解き方を尊重してください。まだ迷っているという人のために自分のやり方をひとつの例としてみてもらえればと思います。
それから最後に伝えたいことが2つあります。
1つ目は商学部は600点取れば大概受かるという事です。受験会場に行くとみんな頭良さそうに見えるものです。しかしそんなことはあなたの合否には全く関係ありません!あなたが600点を取ればいいだけの話です。周りは気にせずいきましょう。自分との戦いです。
そして2つ目は『苦しい時こそ笑顔で』ということです。これは自分が通っていた塾の英語教師が激励コメントとして述べていたことです。「いやこれわかんねえなぁ」という時こそ全力で口角をあげて笑顔を作ってみてください。何故か気が楽になります。ほんとにオススメです。では皆さんがこの一橋大学に合格してくれる事を切に願っています。笑顔!