一橋大学アメリカンフットボール部CRIMSON

今年度よりヘッドコーチに就任された遠藤紀彦よりご挨拶をいただきます。

2021年シーズンからヘッドコーチを務めます遠藤紀彦と申します。私自身一橋大学でアメリカンフットボールを始め、社会人ではリクルートシーガルズ（現オービックシーガルズ）で15年間プレーをしておりました。その後、アメリカンフットボールから離れていたのですが、2020年度よりCRIMSONのDLコーチとしてグラウンドに復帰して、今年からヘッドコーチとなりました。約30年ぶりに大学のグラウンドに戻り、選手と一緒に汗を流しています。
今年のCRIMSONは松本主将の元、「熱狂」をスローガンに掲げ、BIG8昇格を目標にスタートを切っています。コロナにより会ってミーティングができない、集合して練習もできない中、オンラインコミュニケーションツールを使ってミーティングを行い、1年の活動をスタートしたこのチームの姿は、社会人よりも余程組織的であり、目的に向かい合理的に考えて、達成までの道筋を描けていると思います。
私がヘッドコーチとしてできることは、ちゃんとやれば目的が達成できるように書かれた絵を、日々の高いレベルの実行を継続することにより、現実の結果とすることです。練習に成長を感じ、成功体験をし、自信をつけ、「ここまでやったから勝てる」という思いで試合に臨む状態を創ることだと思っています。
2年生以上で42名という少人数ではありますが、それは練習をする機会が増やせるということでもあります。ピンチをチャンスに変え、ぎりぎりまで勝利に拘り、考え行動し続けるチームでありたいと思っています。2021年のCRIMSONに熱い声援をよろしくお願いします。