一橋大学 | 17 | 20 | 東京工業大学 |
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秋季リーグ戦 一橋大、東工大に終了間際で勝ち越し許す
関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA)主催の秋季リーグ戦が11月5日、アミノバイタルフィールドにて開催され、CRIMSONは東京工業大学(以下東工)と対戦した。2部1次リーグで全勝同士、勝ち点で並ぶ両チームは、これまで1部BIG8への昇格を目指してきた。CRIMSONは、昇格への道筋をつけるべく大切な一戦に臨んだ。
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【前半戦】
東工のキックオフで試合開始。#15早川によるリターンで、CRIMSONは自陣33YDからの攻撃。QB#5池上からWR#15早川へのパス<17:29~>が成功。21YDゲインして敵陣46YDに進み、フレッシュ。しかし2nd/3rdダウンでフレッシュできず、敵陣49YDの4th&13でパントを選択し、攻守交替。0-0。
東工は、東工陣9YDより攻撃開始。ランを中心に、着実にゲインを重ねる。CRIMSON陣41YD4th&1となり、東工はギャンブルを選択してフレッシュ。その後、ランでロングゲインする。しかし、DL#51山﨑のロスタックル<27:19~>、DB#15早川のタックル<29:17~>でフレッシュを阻止し、4th&7となる。東工は25YDのフィールドゴールを成功させ、0-3。
東工のキックで試合再開。#11木村が70YD超のビッグリターン<31:22~>を成功させ、CRIMSONは敵陣16YDからの攻撃。まずはRB#22中西によるランで13YD前進し、フレッシュ。CRIMSONは続くダウンでもランによる攻撃を継続。敵陣2YDの3rd&2でQB#5池上がエンドゾーンに飛び込み、タッチダウン<35:23~>。#23寺島によるトライフォーポイントは成功。CRIMSONが7-3で逆転。
#47島谷のキックで試合再開。東工は約25YDリターンし、東工陣35YDより攻撃を始める。東工はパスを中心にゲインを重ねる。CRIMSON陣47YD1st&10で、DL#67佐藤がQBサックし<41:27~>、2nd&18。東工は3rdダウンでロングゲインするが、DB#1野口、DB#15早川のタックルでフレッシュは阻止<43:03~>。東工のパントで攻守交替。7-3。
CRIMSONは自陣1YDから攻撃を開始。ランとパスで前進を試みるも、ゲインは1YDにとどまる。自陣2YDの4th&9でパントを選択し、攻守交替。7-3。
東工はCRIMSON陣35YDより攻撃開始。2ndダウンでDL#51山﨑がロスタックル<49:21~>するが、東工はパスでフレッシュし、次のランでタッチダウン。トライフォーポイントを決めて、7-10。東工が逆転。
前半残り5分42秒。東工のキックで試合再開。#8竹原によるリターンで、CRIMSONは自陣45YDからの攻撃。WR#11木村によるラン<55:10~>で9YD前進、続いてQB#5池上が15YDのラン<55:55~>でフレッシュ。QB#5池上によるランで6YDゲインしたものの、その前後で東工のロスタックルがあり、敵陣28YDで4th&7に。CRIMSONはギャンブルを選択<59:43~>。QB#5池上からのパスが成功すると、WR#2菅井はランアフターキャッチでゲインを伸ばしフレッシュ。敵陣11YDまで迫る。続く2回の攻撃でCRIMSONに反則があり、それぞれ10YDの罰退。敵陣31YDで1st&30となった。WR#15早川へ15YDのパスが成功するも、フレッシュは達成ならず。4th&17で#23寺島による35YDのフィールドゴール<1:05:13~>が成功し、10-10。
前半残り5秒。#47島谷のキックで試合再開し、東工は東工陣23YDからの攻撃となる。東工がランを行ったところで前半終了。10-10。
【後半戦】
#47島谷のキックで後半開始。東工は約55YDリターンするが、反則により東工陣15YDからの攻撃となる。東工はランで東工陣38YDまで陣地を回復する。しかし、LB#55矢田部のロスタックル<1:23:58~>で4th&5となる。東工のパントで攻守交替。10-10。
CRIMSONは自陣50YDから攻撃を開始。1st&10でCRIMSONのパスを東工がインターセプト<1:25:30~>。東工が攻撃権を奪い、攻守交替。10-10。
東工は東工陣31YDより攻撃開始。ノーハドルでの攻撃を展開し、CRIMSON陣36YDまで前進。DL#57山田がロスタックル<1:27:54~>するが、東工は次のプレーでフレッシュ。DL#70小川がロスタックル<1:29:04~>し2nd&11となる。東工はランで7YDゲインするが、3rdダウンでのパスが失敗。東工は31YDのフィールドゴールを選択するが失敗し、攻守交替。10-10。
CRIMSONは自陣21YDから攻撃を開始。QB#5池上からWR#23寺島へのパスが成功し、フレッシュ。しかし自陣35YDの2nd&7で、CRIMSONのパスを東工がインターセプト<1:34:45~>。東工が再び攻撃権を奪い、攻守交替。10-10。
東工は東工陣47YDより攻撃を開始。東工は再びノーハドルでの攻撃で、着実にゲインを重ねる。CRIMSON陣23YD1st&10でレシーバーの位置にセットしたQBがモーションしてハンドオフを受け、そのままパスを投げるというスペシャルプレーで、タッチダウン。トライフォーポイントを決めて、10-17。
東工のキックで試合再開。#15早川によるリターンで、CRIMSONは自陣32YDからの攻撃。WR#11木村とWR#2菅井がランアフターキャッチ<1:42:59~>でゲインを伸ばしフレッシュ。続く敵陣43YDの1st&10で、CRIMSONはボールをファンブルロストし、攻守交替。10-17。
東工は東工陣48YDより攻撃開始。東工はランを行うが、DL#51山﨑のタックル<1:45:37~>でノーゲインに抑え、DL#65阿古江、DL#67佐藤のロスタックル<1:46:57~>で4th&7となり、東工のパントで攻守交替。10-17。
CRIMSONは自陣10YDから攻撃を開始。QB#5池上からWR#11木村へ5YDのパスが成功、続いてQB#5池上がスクランブル<1:49:47~>でフレッシュ。WR#2菅井とRB#29藤本への、10YD超のパス<1:50:31~>がそれぞれ成功し、立て続けにフレッシュ。自陣48YDまで前進した。東工のDLによるプレッシャーでパス失敗が続き、4th&10でパントを選択して攻守交替。10-17。
東工は東工陣3YDより攻撃開始。東工はランでロングゲインするが、CRIMSONの好守備により4thダウンとなる。東工のパントで攻守交替。10-17。
CRIMSONは自陣30YDから攻撃を開始。QB#5池上からWR#2菅井、WR#11木村へのパスでそれぞれフレッシュ。敵陣46YDの2nd&10でQB#5池上のラン<2:00:11~>により再びフレッシュ。敵陣34YDの1st&10で、QB#5池上からWR#2菅井へのパス<2:01:31~>が成功すると、OL#65阿古江とOL#51山﨑がDBをブロック。WR#2菅井は東工のタックルを受けながらも、そのままタッチダウン。#23寺島によるトライフォーポイントは成功。17-17。
後半残り2分24秒。#47島谷のキックで試合再開。東工は、東工陣35YDよりパスを中心に攻撃し、ゲインを重ねる。後半残り30秒。CRIMSON陣8YD、3rd&5でLB#55矢田部のロスタックルにより4th&6となる<2:11:26~>。東工は25YDのフィールドゴールを成功させ、17-20。
後半残り2秒。東工のキックがアウトオブバウンズになったため、5YD下がって蹴り直し。東工による2回目のキックで試合再開。CRIMSONはラテラルパスを繋いでTDへの望みをかけたが、東工がフリーボールを確保して試合終了<2:19:24~>。17-20。
チーム記録
得点 | 一橋大学CRIMSON | 東京工業大学BUFFALOES |
総得点 | 17 | 20 |
タッチダウン | 2 | 2 |
PAT<1点> | 2 | 2 |
PAT<2点> | 0 | 0 |
フィールドゴール(トライ数) | 1(1) | 2(3) |
セイフティ | 0 | 0 |
チーム成績 | 一橋大学CRIMSON | 東京工業大学BUFFALOES |
攻撃総獲得ヤード(回) | 239YD(42) | 367YD(60) |
ラン(回) | 61YD(20) | 244YD(44) |
パス(試投-成功-INT) | 178YD(22-12-2) | 123YD(16-12-0) |
1stダウン獲得(ラン-パス-反則) | 13回(4-9-0) | 16回(11-5-0) |
3rdダウンコンバージョン | 16%(1/6) | 38%(5/13) |
4thダウンコンバージョン | 100%(1/1) | 100%(1/1) |
ファンブル回数(喪失数) | 1(1) | 0(0) |
反則回数(喪失ヤード) | 2(20YD) | 1(10YD) |
ファンブルと2回のインターセプトで幾度も攻撃を断ち切られ、正念場で攻め手を欠いたのが悔やまれる試合だった。しかし未だ昇格への道が断たれたわけではない。この結果を踏み台に、続く試合では必ず勝ち星を掴みたい。