一橋大学 | 35 | 14 | 芝浦工業大学 |
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秋季リーグ戦 勝利を重ねる
関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA)主催の秋季リーグ戦第2戦が9月28日、アミノバイタルフィールドにて開催され、一橋大学アメフト部CRIMSONは、同じく2部リーグに所属する芝浦工業大学(以下芝工)と対戦した。初戦の勝利に驕ることなく気を引き締め試合に臨んだ。
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【前半戦】
芝工のキックで試合開始。CRIMSONは自陣42YDから攻撃開始。CRIMSONはランとパスを織り交ぜて前進していく。QB#7江原からTE#11木村へのパスが決まりフレッシュ<14:36>。さらにRB#31鈴木がタッチダウン<15:20>し、#23寺島がトライフォーポイントを決め、7-0。#9小峰のキックで試合再開。芝工は芝浦陣22YDから攻撃開始。芝工にランでフレッシュされるも、その後はCRIMSONの好守備によってフレッシュできず、4th&4でパントを選択し攻守交代。CRIMSONは敵陣4YDから攻撃開始。RB#0野口のランで13YDのロングゲインを決めフレッシュ<25:05>。しかし芝工の守備に阻まれフレッシュできず、4th&9でパントを選択したところで1Q終了。7-0。
芝工は芝工陣41YDから攻撃再開。ランによりフレッシュを重ねた芝工は4th&7でCRIMSON陣31YDからフィールドゴールを選択するもこれに失敗し攻守交代。CRIMSONは自陣31YDから攻撃開始。QB#7江原からTE#11木村へのパス<36:49>、WR#12福永へのロングパス<38:50>を決め、フレッシュを連続するとさらにRB#0野口がタッチダウン<39:45>。続くトライフォーポイントを#23寺島が成功、14-0。#9小峰のキックで試合再開。芝工は芝工陣13YDから攻撃開始。多彩なプレーによってフレッシュされるも、DL#50中村がロスタックル<45:15>、続いてDB#1三森がインターセプトリターンタッチダウンを決める<45:56>。#23寺島がトライフォーポイントを決め、21-0。#9小峰のキックで試合再開。芝工は芝工陣25YDから攻撃開始。芝工は着実にCRIMSON陣に攻め込んでいき、タッチダウンに成功。トライフォーポイントも決め、21-7。CRIMSONがリターンしたところで2Q終了。21-7。
【後半戦】
#9小峰のキックにより、芝工は芝工陣35YDから攻撃開始。フレッシュを重ね、CRIMSON陣27YD地点、4th&5でフィールドゴールを選択。しかしこれを失敗したため攻守交替。CRIMSONは立て続けにフレッシュし、QB#7江原とTE#11木村によるロングパスが成功、タッチダウン〈1:17:50〉。その後#23寺島がトライフォーポイントを決め、28-7。#9小峰のキックで試合は再開。芝工陣32YDから芝工の攻撃開始。ロングパスでCRIMSON陣に侵入されるも、DL#67佐藤によるQBサックで13YD押し戻す〈1:26:30〉。さらに芝工はCRIMSON陣48YD、4th&33でパントを選択するが、#2西口がキャッチし、リターンタッチダウン〈1:27:20〉。#89島倉が続くトライフォーポイントを決め、35ー7。その後#9小峰のキックはタッチバックとなり、芝工陣25YDから芝工の攻撃再開。LB#13矢田部がインターセプトをし〈1:31:20〉、敵陣43YDで攻守交替。しかし1stダウンを獲得することはできず、CRIMSONは敵陣41YD、4th8でパントを選択。芝工陣37YDから芝工の攻撃開始。芝工はパスやランのロングゲインによりフレッシュを重ね、CRIMSON陣3YDまで前進。ここで3Q終了。35ー7。
CRIMSON陣3YD、2nd&3で試合再開。芝工のパスが成功し、タッチダウン。トライフォーポイントも決め、35-14。芝工のキックで試合は再開し、CRIMSONは自陣16YDから攻撃開始。QB#7江原とWR#26島本によるロングパスが成功し〈1:49:14〉、一気に敵陣4YDまで前進。さらに2YD進め4th&2でギャンブルを選択するも、タッチダウンできずに芝工陣5YDで攻守交替。続く芝工の攻撃を防衛し、芝工は50YD地点、4th&7でパントを選択。自陣15YDからCRIMSONの攻撃が始まる。CRIMSONは自陣34YD、4th&2でギャンブルを選択し、見事フレッシュ。その後ファンブルで攻守交替するが、芝工陣36YDから始まる攻撃5プレーを見事守りきり、試合終了。35-14。
得点 | 一橋大学 CRIMSON | 芝浦工業大学 |
総得点 | 35 | 14 |
タッチダウン | 5 | 2 |
PAT<1点> | 5 | 2 |
PAT<2点> | 0 | 0 |
フィールドゴール(トライ数) | 0(0) | 0(2) |
セイフティ | 0 | 0 |
チーム成績 | 一橋大学 CRIMSON | 芝浦工業大学 |
攻撃総獲得ヤード(回) | 322YD(37) | 420YD(62) |
ラン(回) | 109YD(23) | 229YD(37) |
パス(試投-成功-INT) | 213YD(14-9-0) | 208YD(25-10-2) |
1stダウン獲得(ラン-パス-反則) | 11回(4-7-0) | 20回(11-9-0) |
3rdダウンコンバージョン | 28.6%(2/7) | 30.0%(3/10) |
4thダウンコンバージョン | 50%(1/2) | 100%(1/1) |
ファンブル回数(喪失数) | 1(1) | 0(0) |
反則回数(喪失ヤード) | 0(0YD) | 1(10YD) |
結果からみれば大きな点数差をつけての勝利であったが、オフェンス、ディフェンス共に課題が見受けられた試合でもあった。秋シーズンの正念場であろう次の筑波大学戦に向けCRIMSONは修練を積んでいく。