MATCH INFO
試合日程・結果

試合結果
春季オープン戦
2022年6月12日(日)15:00 〜 @アミノバイタルフィールド
一橋大学 16
17 横浜国立大学

CRIMSONの春季オープン戦、初戦にして最終戦となる横浜国立大学(以下横国)との試合。1月に始動した新チームの現在地を知るために重要な一戦が、梅雨晴れのアミノバイタルフィールドにて行われた。


本文中の<>内には横浜国立大学アメリカンフットボール部MASTIFFSによるYouTube配信の目安の再生時間を記しています。クリックするとYouTubeに飛んでプレーをご覧いただくことができます。

【前半戦】

横国のキックで試合開始。#16上山が約20YDリターンし、自陣36YDからCRIMSONの攻撃開始。ランプレーを中心に攻撃を組み立て、着実にゲインを重ねていくも、敵陣31YDで3rd&12となる。ここでQB#5池上からWR#16上山への約20YDのパスが決まり<12:14~>、フレッシュ獲得に成功する。その後もランで前進を続けて敵陣1YDまで迫り、最後はQB#5池上のランでタッチダウン<14:21~>。トライフォーポイントは入部して間もない1年生の#14寺島が決める。7-0。

#14寺島のキックで試合再開。横国は約15YDリターンし、横国陣36YDから攻撃開始。ランとパスを織り交ぜた攻撃で前進し、CRIMSON陣に侵入する。しかし横国側の反則もあり、CRIMSON陣47YDで2nd&12となる。DB#15早川のタックル<20:47~>やDL#70小川、DL#65阿古江の好守<21:29~>でその後の前進を許さず、4thダウンに追い込む。横国はパントを選択し、31YD陣地を回復して攻守交替。7-0。

CRIMSONは自陣22YDより攻撃開始。思うように前進できず、自陣20YDで3rd&12となる。ここでQB#5池上からWR#2菅井への約22YDのパスが決まり、フレッシュ獲得<26:46~>。このプレーで勢いに乗ったCRIMSONはRB#22中西のラン<29:03~>や、QB#5池上からWR#88山﨑への約15YDのパス<29:44~>、QB#5池上の粘り強いラン<31:12~>などで順調にゲインを重ね、敵陣10YDまで迫る。ここでパスが上手く決まらず3rdダウンを迎えるも、最後はQB#5池上の10YDのランでタッチダウン<33:30~>。トライフォーポイントは失敗。13-0。

#14寺島のキックで試合再開。横国は約30YDリターンし、横国陣38YDから攻撃開始。約23YDのパスを成功させ、CRIMSON陣47YDで1st&10となる。ここでDL#70小川のロスタックルが決まり<38:30~>、横国陣46YDで2nd&17となる。続くランはDL#53高亀とDL#57山田が前進を許さず<39:15~>。3rdダウンでも横国側のミスがあり、4thダウンを迎える。横国はパントを選択し、陣地を29YD回復して攻守交替。13-0。

CRIMSONは自陣25YDから攻撃開始。ランで思うようにゲイン出来ないが、QB#5池上からWR#16上山への約18YDのパスが決まりフレッシュ獲得<42:20~>。その後、自陣40YDで3rd&6となったところでQB#5池上からWR#15早川への約20YDのパスが決まり<45:11~>、一気に敵陣27YDまで前進する。しかしここでパスをインターセプトされ、攻守交替。13-0。

前半残り56秒。横国は横国陣6YDから攻撃開始。横国は残り時間も考慮したパスオフェンスで前進していき、CRIMSON陣48YDで1st&10となる。この時点で残り時間が20秒ということもあり、横国はロングパスでのタッチダウンを幾度も狙う。CRIMSONは統率の取れたディフェンスでこの攻撃を守り抜き、そのまま前半終了。13-0。

【後半戦】

#14寺島のキックで後半開始。#65阿古江がタックルして止め<1:08:37~>、横国は横国陣25YDより攻撃開始。前半ではあまり見られなかった、RBがいないEmptyなどの隊形から、ラン中心に仕掛ける。QBが2人セットするスペシャルプレーも見られたが、DL#56倉田のプレッシャーによりパスを投げさせない<1:12:03~>。横国陣40YDに入ってからは、パス中心の展開。しかし、DL#57山田がスクリーンパスへの良い反応を見せフレッシュを防ぎ<1:18:42~>、横国のパントで攻守交替。13-0。

パントはアウトオブバウンズとなり、自陣36YDからCRIMSONの攻撃。3rd&6で、QB#5池上のハンドオフフェイクからWR#24田村へのパスが決まり、21YD獲得。その後敵陣20YDまで迫るが、反則などで大幅にロスし3rd&14まで追い込まれる。QB#5池上のランはフレッシュまでわずかに届かなかったが、その後の4thダウンでフィールドゴールを選択。これを#14寺島が決め、16-0。

#14寺島のキックで試合再開。横国陣31YDから横国の攻撃。CRIMSON側の反則があり一気にCRIMSON陣34YDまで侵入する。インサイドのランでフレッシュ獲得。DB#16上山、DB#24田村の素早い反応とボールアタックでパス失敗にさせるが<1:45:26~>、その後のランフェイクのパスでエンドゾーンまで1YDに迫る。そしてインサイドのランでタッチダウン。トライフォーポイントも決めて16-7。

横国のキックで試合再開。CRIMSONはフェアキャッチし、自陣25YD地点から攻撃開始。このシリーズはなかなか前進することができず、QB#5池上のパントで攻守交替。16-7。

横国陣28YDから横国の攻撃。WRのセットが特殊な隊形からQBがボールを持って外に展開。タックルをかわし、そのまま一人で72YD走ってタッチダウン。トライフォーポイントも決めて16-14。

横国のキックで試合再開。2点差に迫られたCRIMSONは自陣6YDから攻撃開始。ランで少しずつ前進するが、4th&1でのパスが決まらず、そのまま攻守交替。16-14。

CRIMSON陣15YDから横国の攻撃。フレッシュは防いだものの、CRIMSON陣14YDからのフィールドゴールが決まり逆転。16-17。

横国のキックで試合再開。CRIMSONはフェアキャッチをし、自陣25YDからの攻撃。最初のプレーでQB#5池上のランでフレッシュ獲得。横国側のパスインターフェアランスの反則もあり、敵陣40YD付近まで前進。QB#5池上のランや、WR#16上山へのパスが決まり再びフレッシュ獲得<2:17:05~>。試合時間が残り2分を切り、CRIMSONはパスで攻めるが、成功せず攻守交替。16-17。

試合時間残り1分1秒。横国は横国陣23YDから攻撃開始。パスを時折混ぜながらも、時間を消費すべくラン中心の展開。大幅なゲインは許さなかったものの、ここで試合終了、16-17で横国の勝利。


チーム記録

得点一橋大学CRIMSON横浜国立大学MASTIFFS
総得点1617
タッチダウン22
PAT<1点>12
PAT<2点>00
フィールドゴール(トライ数)1(1)1(1)
セイフティ00
チーム成績一橋大学CRIMSON横浜国立大学MASTIFFS
攻撃総獲得ヤード(回)290YD(62)215YD(47)
ラン(回)124YD(38)120YD(28)
パス(試投-成功-INT)166YD(24-16-1)95YD(19-7-0)
1stダウン獲得(ラン-パス-反則)18(7-10-1)10(4-5-1)
3rdダウンコンバージョン69%(9/13)42%(5/12)
4thダウンコンバージョン0%(0/2)0%(0/1)
ファンブル回数(喪失数)0(0)0(0)
反則回数(喪失ヤード)7(40YD)6(35YD)

前半リードしていたが、結果的には非常に悔しい1点差の敗戦となった。この敗戦の悔しさを忘れず、秋シーズンでは勝ち切れるよう練習に取り組んでいく。

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