一橋大学 | 29 | 15 | 拓殖大学 |
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シーズンの締めくくりとなる、2部リーグBブロック3位の座を懸けた順位決定戦。CRIMSONは快晴のアミノバイタルフィールドにて、拓殖大学との最終戦に臨んだ。
※本文中の<>内には関東学生アメリカンフットボールによるYouTube配信の目安の再生時間を記しています。クリックするとYouTubeに飛んでプレーをご覧いただくことができます。
【前半戦】
#7亀田のキックで試合開始。拓殖は約20YDリターンし、拓殖陣28YDより攻撃開始。立て続けのランでゲインを重ね、フレッシュを獲得。続いて12YDのパスが決まり、CRIMSON陣48YDまで前進。その後、ランを3連続でプレーしてフレッシュ獲得。その後もランとパスを織り交ぜた攻撃でCRIMSON陣20YDまで迫る。#40安藤の好守<11:14~>があったものの、CRIMSON側の反則もあり、拓殖にCRIMSON陣2YDまで侵入を許す。そして最後は2YDのランでタッチダウン。TFPは失敗し、拓殖は6点獲得。0-6。
拓殖のキックで試合再開。CRIMSONは#11伊藤の好リターン<15:28~>で自陣49YDより攻撃開始。しかし思うように前進できず、3&Out。4thダウン
は#1五十嵐のパントで約40YD回復して攻守交替。0-6。
拓殖は拓殖陣6YDから攻撃開始。1プレー目の中へのランで16YD前進してフレッシュ獲得。その後も中と外へのランを織り交ぜた攻撃で着実に前進して、拓殖陣43YDまで前進する。ここで#57山田がQBサックを決め<21:44~>CRIMSONが好守を見せるも、拓殖陣43YD、3rd&10で拓殖が約22YDのパスを成功させ、そのままタッチダウン。TFPは失敗し、拓殖は6点追加。0-12。
拓殖のキックで試合再開。CRIMSONは自陣26YDより攻撃開始。ランを中心にプレーするも、上手くゲイン出来ずに3&Out。4thダウンは#1五十嵐のパントで約30YD陣地回復して攻守交替。0-12。
拓殖はCRIMSON陣46YDより攻撃開始。ランを中心に組み立て、フレッシュ獲得。7YDのパスも成功させ、CRIMSON陣26YDまで進む。ここでオープンへのランで一気に23YD前進し、CRIMSON陣3YDまで迫る。ここからCRIMSONはDL#70小川<33:31~>や、DB#14直江が好守<34:16~>を見せてタッチダウンは許さず。拓殖はCRIMSON陣8YD、4th&8でFGを狙い、これは成功して拓殖が3点追加。0-15。
拓殖のキックで試合再開。拓殖側にアウトオブバウンズの反則があり、CRIMSON側は蹴り直しさせることを選択。ここで#11伊藤が好リターンを見せ、そのままリターンタッチダウンを決める<38:26~>。TFPは#7亀田がキックを決め成功し、CRIMSONは7点追加。7-15。
#7亀田のキックで試合再開。ここで拓殖がファンブルしたボールを#33前田がリカバーし<40:30~>、敵陣16YDの好位置から再びCRIMSONの攻撃開始。1プレー目にWR#33前田が16YDのランでタッチダウン<41:27~>。TFPでは2ポイントコンバージョンを選択。QB#5池上がパスを狙ったところからスクランブルし、そのままエンドゾーンに飛び込んで成功させる<43:18~>。CRIMSONは8点追加し、試合時間にして約30秒で一気に同点に追いつく。15-15。
前半残り4分5秒。#7亀田のキックで試合再開。拓殖は拓殖陣40YDより攻撃開始。DL#52松本のロスタックル<46:23~>などでフレッシュは獲得させず、3&Out。拓殖はパントで約30YD陣地回復して攻守交替。15-15。
前半残り1分50秒。CRIMSONは自陣24YDより攻撃開始。QB#5池上からWR#33前田への約8YDのパスが決まり、フレッシュ獲得。その後もパスを中心にプレーし、QB#1五十嵐が体勢を崩されながらもRB#20田中へ約10YDのパスを決めて大きく前進<50:14~>。敵陣に侵入する。続く攻撃で五十嵐のランで16YD前進し、最後はQB#1五十嵐から前田へのショートパスが成功し、そのまま走ってタッチダウン<51:11~>。TFPのは#7亀田がキックも決めて、CRIMSONは7点追加。22-15。
前半残り48秒。CRIMSONのキックで試合開始。拓殖は拓殖陣27YDから攻撃開始。しかしパスが決まらず、3&Out。4thダウンはパントを選択し、攻守交替。CRIMSONは自陣22YDより攻撃開始。そのままニーダウンで前半終了。22-15。
【後半戦】
拓殖のスクイブキックで後半開始。自陣32YDからCRIMSONの攻撃。3rdダウンでランフェイクからのWR#33前田へのスクリーンパスで一気に敵陣に侵入。このプレーで、CRIMSON側のホールディングの反則と、拓殖側のレイトヒットの反則があり、両方適用された結果CRIMSONは50YD地点から1stダウンの攻撃。拓殖にロスタックルを受けるが、WR#4中塚のリバース<1:12:41~>、WR#33前田のDLを飛び越えるランプレー<1:14:49~>でフレッシュ獲得。QB#5池上のランで約20YD獲得、ゴール前4YDまで迫る。最後も池上がボールをキープして走り、タッチダウン<1:20:46~>。#7亀田がTFPを決め、29-15。
#7亀田のキックで試合再開。拓殖陣28YDから、拓殖は中へのランで立て続けにフレッシュ獲得。一度RBに渡されたボールをQBに戻すスペシャルプレーでは、LB#40安藤がQBにプレッシャーをかけ、パスを投げさせない。その後拓殖は中へのランを続けCRIMSON陣20YDまで進む。DL#57山田が好守を見せるが、4thダウンのギャンブルでQBが外を走りフレッシュ獲得。直後のランでゴール前3YDまで迫る。しかしここから4thダウンのギャンブルまで、LB#8竹原やLB#40安藤らの素早い反応でタッチダウンを防ぐ。29-15。
そのまま自陣4YDからCRIMSONの攻撃。まずはランプレーでフレッシュ獲得。1stダウンでCRIMSON側にフォルススタートの反則があり5YD罰退。その後もランプレーを続けるが、大きなゲインはなく#1五十嵐のパントで攻守交替。29-15。
拓殖陣47YDから拓殖の攻撃。2ndダウンで拓殖にフォルススタートの反則があり5YD罰退。QBがRBにピッチしてオープンに展開したところをDB#14直江がタックルしてファンブルを誘発。こぼれて弾んだボールをサイドラインギリギリでLB#8竹原が触ってフィールド内に残し、それをDL#57山田がリカバー、リターンする<1:44:11~>。これにより攻守交替。29-15。
自陣35YDからCRIMSONの攻撃。WR#4中塚がスクリーンパスをキャッチした直後にWR#33前田にトスするスペシャルプレーでフレッシュ獲得。WR#11伊藤へのパスで10YD獲得。4th&1でギャンブルを選択するが、ロスタックルを受けて攻守交替。29-15。
拓殖は最初のプレーでQBのスクランブルにより一気に22YD獲得。しかしその直後、DB#6加藤がロングパスをインターセプト<1:50:43~>。29-15。
試合時間残り1分20秒で再びCRIMSONの攻撃。最初の2プレーはラン。そして残り5秒でタイムアウトを取る。1年生から活躍したが今季は初戦で負傷して以降出場機会がなかった4年RB#10須藤を後方に置き、4年生中心のビクトリーフォーメーションでニーダウン、試合終了。29-15でCRIMSONの勝利。
チーム記録
得点 | 一橋大学CRIMSON | 拓殖大学RATTLESNAKES |
総得点 | 29 | 15 |
タッチダウン | 4 | 2 |
PAT<1点> | 3 | 0 |
PAT<2点> | 1 | 0 |
フィールドゴール(トライ数) | 0(0) | 1(1) |
セイフティ | 0 | 0 |
チーム成績 | 一橋大学CRIMSON | 拓殖大学RATTLESNAKES |
攻撃総獲得ヤード(回) | 201YD(40) | 280YD(53) |
ラン(回) | 97YD(30) | 185YD(43) |
パス(試投-成功-INT) | 104YD(10-7-0) | 95YD(10-5-1) |
1stダウン獲得(ラン-パス-反則) | 9(5-3-1) | 15(13-1-1) |
3rdダウンコンバージョン | 13%(1/8) | 58%(7/12) |
4thダウンコンバージョン | 67%(2/3) | 50%(1/2) |
ファンブル回数(喪失数) | 0(0) | 2(2) |
反則回数(喪失ヤード) | 3(20YD) | 2(10YD) |
今シーズンの全ての試合が終わり、CRIMSONは2部Bブロック3位という結果となった。今回の最終戦では様々なビッグプレーが飛び出し、苦しい状況から逆転勝利を収めることができた。しかし、シーズンを通してみるとBIG8昇格という目標は達成することができなかった。ぜひ、来年のCRIMSONに期待していただきたい。