一橋大学 | 61 | 6 | 関東学院大学 |
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専修大学、成城大学、一橋大学、関東学院大学で構成する今年度限りの「2部Bブロック第1グループ」。成城大学との試合は実施することが出来ず、今回の関東学院戦が2戦目にしてリーグ戦は最終戦。11月22日(月)、強風のアミノバイタルフィールドにて今季初勝利を懸けて、まだ今季試合がなく情報がない関東学院との試合。
【前半戦】
関東学院のキックオフで試合開始。#10須藤がリターンし自陣38YDから攻撃開始。RB#20田中のランを中心に組立て、敵陣へ侵入。敵陣25YDまで進んだところで、QB#9内藤からWR#11伊藤へのTDパスがヒット。TFPは#50前田大河が決める。7-0。
#50前田のキックオフで試合再開。同じくランをベースにした展開の関東学院オフェンスを、3&Outに封じ、パントはDB#14直江が2試合連続となるブロック。こぼれたボールはDL#96山田が押さえ、CRIMSONがゴール前で攻撃権を得る。7-0。
ゴールまで11YDという好位置からの攻撃は、2プレー連続でRB#20田中がキャリーしTD。TFPは#50前田大河が決め、14-0。
#50前田大河のキックオフで試合再開。1stシリーズと似た展開に対してCRIMSONは良く守り再び3&Out。パントはショートしリターンせず攻守交代。14-0。
CRIMSONも自陣からの攻撃はパスが決まらず3&Out。#1五十嵐のパントで攻守交代。14-0。
続く関東学院の攻撃は、DL#56倉田、#70小川など下級生DLの活躍もありまたも3&Out。パントにもプレッシャーをかけ、徐々にフィールドポジションを優位にしていく。14-0。
CRIMSONは同じくラン中心の展開。RB#21中村のランでフレッシュし敵陣に入る。その後RB#20田中のランやWR#33前田陽人へのパスで3プレー連続で1stダウン更新するなど順調にゴール前まで進み、最後はRB#20田中の1YDのTDラン。TFPは同じく#50が成功。21-0。
キックオフで試合再開後の関東学院オフェンス。ややパスを増やすも前進できずパントで攻守交代。21-0。
CRIMSONは自陣中ほどからの攻撃。#10須藤と#20田中の3年生RBコンビのランで前進したあと、QB#9内藤からWR#11伊藤へのパスが決まり一気に敵陣へ。#10須藤のランでさらに進め、#20田中の14ヤードTDランでさらに得点差を広げる。TFPも#50前田が決め28-0。
キックオフ後のCRIMSON守備も勢いを手放さず、LB#8竹原・DL#96山田が集まってランをストップした直後、2プレー目でDB#14直江がディープへのパスをインターセプトし攻守交代。28-0。
前半残り時間を使い切りながら攻めたいCRIMSONは、これまで順調なランを中心に展開。ロングゲインこそないものの着実に前進し、ゴール前まで迫る。反則による罰退もありながら、最後は再びQB#9内藤からWR#11伊藤へのTDパスがヒット。13プレーのドライブで前半残り時間は1分以下として得点を重ねる。TFPは失敗。34-0。
キックオフ後の関東学院のオフェンスはニーダウンで時間を消費し、そのまま前半終了。34-0。
【後半戦】
後半は、キッカーを2年生#16上山に替え、CRIMSONのキックオフで試合再開。一度アウトオブバウンズの反則がありながら、2本目はタッチバックを蹴りこみ、関東学院のオフェンスへ。CRIMSONは前半と変わらず、しっかり集まって前進を許さず3&Out。34-0。
ハーフウェイ付近からの攻撃は、#10須藤と#20田中の3年生RBコンビのランで着実に前進。ゴール前まで進んだところで、今季OLに転向した#64元濱がQBポジションに入り、そのまま飛び込みTD。TFPも#50前田大河が決め41-0。
直後の関東学院オフェンスは、DL#70小川、DB#14直江がきっちりランをストップし、またも3&Out。パントはショートしたボールが転がる前に#33前田陽人がうまく処理し、好位置で攻撃権を得る。41-0。
残り20YD地点からの攻撃。RB#10須藤がいきなりゴール前まで持ち込み、愛後は再びOL#64元濱のダイブでTD。TFPも決まり48-0。
関東学院の攻撃シリーズは、パスとランのバランスアタックに変わり、10プレー以上を継続してCRIMSON陣深くまで侵入。しかし最後はパスが決まらずギャンブル失敗により攻守交代。48-0。
久しぶりのCRIMSON攻撃シリーズは、ランが止められ3&Out。4thダウンのパントは、パンターがファンブルし、エンドゾーン内で関東学院がボールを押さえ、TD。TFPは失敗し、48-6。
直後のキックオフは#1伊藤が大きくリターンし、敵陣からCRIMSONの攻撃開始。しかし関東学院の粘りにより前進できず、また反則も絡み、35YD地点で4thダウン12となる。ここでギャンブルし、QB#9内藤からWR#16上山にパスを決め、上山がそのままDBをかわしてTD。TFPも上山が決め、55-6。
その後も、下級生も含めてCRIMSONディフェンスは関東学院のオフェンスを良く止めて3&Outとし、パントリターンで反則があり自陣深くからの攻撃となるも、RB#20田中の74YDゲインで一気に敵陣に進み、#10須藤が15YDのTDランでさらに得点を重ねる。TFPは失敗し、61-6。
残り時間はわずかとなり関東学院の最後の攻撃も、大きくは進ませず、タイムアップ。61-6。
チーム記録
得点 | 一橋大学CRIMSON | 関東学院大学HURRICANES |
得点 | 61 | 6 |
タッチダウン | 9 | 1 |
PAT<1点> | 7 | 0 |
PAT<2点> | 0 | 0 |
フィールドゴール(トライ数) | 0 | 0 |
セイフティ | 0 | 0 |
チーム成績 | 一橋大学CRIMSON | 関東学院大学HURRICANES |
攻撃総獲得ヤード(回) | 488YD(59) | 125YD(41) |
ラン(回) | 358YD(45) | 73YD(26) |
パス(試投-成功-INT) | 130YD(14-7-0) | 28YD(15-4-1) |
1stダウン獲得(ラン-パス-反則) | 18(15-3-0) | 5(4-1-0) |
3rdダウンコンバージョン | 70%(7/10) | 10%(1/10) |
4thダウンコンバージョン | 100%(1/1) | 0%(0/1) |
ファンブル回数(喪失数) | 2(1) | 2(1) |
反則回数(喪失ヤード) | 5(35YD) | 4(10YD) |
個人記録
ラン | ラン回数 | 獲得ヤード |
#20田中 | 23回 | 207YD |
#10須藤 | 10回 | 90YD |
#1五十嵐 | 5回 | 35YD |
#21中村 | 2回 | 23YD |
#64元濱 | 2回 | 3YD |
#89菅井 | 1回 | 2YD |
#9内藤 | 1回 | -2YD |
パス | パス成功回数 | 獲得ヤード |
#9内藤 | 7回 | 130YD |
#1五十嵐 | 0回 | 0YD |
レシーブ | 捕球回数 | 獲得ヤード |
#11伊藤 | 4回 | 81YD |
#16上山 | 1回 | 35YD |
#33前田 | 1回 | 14YD |
#10須藤 | 1回 | 0YD |
キックオフリターン | キックオフリターン回数 | 獲得ヤード |
#11伊藤 | 1回 | 46YD |
#10須藤 | 1回 | 18YD |
パントリターン | パントリターン回数 | 獲得ヤード |
#33前田 | 1回 | 3YD |
パント | パント回数 | 獲得ヤード |
#1五十嵐 | 1回 | 28YD |
フィールドゴール | フィールドゴール回数 | |
ー | ー | ー |
インターセプト | インターセプト回数 | リターンヤード |
#14直江 | 1回 | 0YD |
ファンブルリカバー | ファンブルリカバー回数 | |
ー | ー | ー |
タックル | タックル回数 | |
#3岩崎 | 2.0回 | ー |
#6加藤 | 0.5回 | ー |
#8竹原 | 5回 | ー |
#14直江 | 3.5回 | ー |
#17天野 | 2.5回 | ー |
#24田村 | 3.5回 | ー |
#35安藤寛 | 1.5回 | ー |
#52松本 | 1.5回 | ー |
#56倉田 | 1.5回 | ー |
#70小川 | 2.5回 | ー |
#96山田 | 3.0回 | ー |
CRIMSONは「2部Bブロック第1グループ」2位となり、同第2グループ2位の上智大学と、2部Bブロック3位相当を懸けて最終戦となる順位決定戦を行う。