一橋大学 | 23 | 0 | 東京外国語大学 |
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リーグ戦第 7 節。1 部 BIG8、3部との入替戦の可能性がともに無くなったことにより、シーズン最終戦となる試合で東京外国語大学と対戦。4年生をはじめこの 1 年の集大成として、結果と内容ともにこだわって臨んだ試合。一方で多くの FRM のデビュー戦となる可能性も含んだ試合。経堂の東京農業大学で開催。
【前半戦】
CRIMSON#50 前田大河のキックオフで試合開始。敵陣 22YD でリターンを止め、好位置からの守備。パス、ランともにしっかり集まり 3&Out に封じる。0-0。
CRIMSON の先発 QB は#1 五十嵐。RB#31 元濱のランを連続、続く QB#1 五十嵐のパスはサックとなり、1st ダウン更新に至らずパントへ。#99 鈴木が蹴って攻守交替。0-0。
東京外大はまたも自陣中央からの攻撃。ランでじわじわと前進するも 1st ダウン更新に至らず。4th ダウンは自陣ながらギャンブルを選択。しかしショットガンのスナップが乱れ QBが押さえるのが精いっぱいで攻守交替。0-0。
CRIMSO は敵陣 30YD と好位置からの攻撃。RB#31 元濱、#10 須藤、#20 田中のランだけで前進し、5プレーでゴール前1YD に到達。しかし QB から RB へのハンドオフにミスが発生。ファンブルしたボールはエンドゾーン内で東京外大がリカバー。攻守交替。0-0。
東京外大は自陣 20YD からの攻撃。ランとパスを混ぜて展開するも、LB#5 中山のパスブロックなどで前進させない。またも 3&Out となりパントへ。パントにプレッシャーをかけた#37 東がブロッカーを押し込んでブロック。跳ね返ったボールはエンドラインを割り、セイフティ。思わぬ形で CRIMSON が先制点を獲得。2-0。
セイフティ後のキックオフは、#31 元濱が返して敵陣から攻撃開始。クォータータイムを挟み、ラン、パスをバランスよく展開。RB#20 田中へのスクリーンパスで 1st ダウンを獲得するも、大きくは進めず敵陣 31YD 地点で 4th ダウン。ここで FG のフォーメーションからフェイク。キッカーに入った#10 須藤のオープンランは1st ダウンに至らず攻守交替。2-0。
東京外大はまたも自陣からの攻撃。ランは数ヤード獲得するも大きく前進せずこの試合 3 度目の 3&Out。パントは#31 元濱が確実にキャッチし 5YD のリターン。2-0。
CRIMSON は自陣 40YD 地点から、9 連続でランを敢行。じわじわ前進しつつ、#10 須藤、#20 田中が 10YD 前後の長めのゲイン。反則も含めて 3 回の 1st ダウンを獲得しゴールに迫る。最後は#10 須藤の 12YD の TD ラン。TFP を#50 前田が決め、9-0。
追う東京外大の攻撃は、自陣 25YD から。ここでこの試合初めて RB が抜け出し、50YDのロングゲイン。DB#14 直江が何とか追いつき TD を防ぐ。ここからはパスの展開にシフト。捕れば TD というパスを落球するなど東京外大のミスに助けられる場面もありつつ、DL がよくプレッシャーをかけ、4th ダウンギャンブルまで失敗に追い込み、攻守交替。9-0。
前半残り2分台から CRIMSON の攻撃。QB#9 内藤から WR#4 中塚へ連続でショートパスが決まる。さらに#10 須藤のランで 1st ダウンを獲得し、ランも印象付けたところで、一気にロングパスを狙うもインターセプト。9-0。
東京外大は残り1分強でハーフウェイ付近から攻撃開始。1プレー目のパスでで敵陣に侵入。しかし CRIMSON は#90 平野がロスタックル、パスカットと連続でナイスプレーを決め流れを断ち切る。4th ダウンは1年 DB#15 早川がパスカットし攻守交替。前半残り時間わずかの中、CRIMSON も得点を狙う。しかし QB#9 内藤のパスは大きくゲイン出来ず、敵陣に入ったっところで前半終了。9-0。
【後半戦】
東京外大のキックオフを#14 直江がリターンし攻撃開始。自陣から再びランを連続で展開。しかし敵陣に入ったところで#10 須藤がファンブルし東京外大が押さえる。攻守交替。9-0。
流れが悪い中での CRIMSON のディフェンス。ランとパスのバランスアタックに冷静に対応し、3rd ダウンに追い込むも、1st ダウン獲得を許す展開。また CRIMSON 陣内でパントフェイクも決められるなど、10 プレーで 47YD を着実に前進され、ゴール前約 10YD地点まで侵攻される。ここでも CRIMSON は粘り、#5 中山、#35 安藤寛、#40 安藤駿らのタックルで TD を許さない。最後は東京外大が反則で罰退し FG を狙う。これは失敗に終わり攻守交替。9-0。
ピンチを防いだ直後 CRIMSON の攻撃は、またも連続してランプレー。しかし直後にWR#11 伊藤へ、14YD と 53YD のパスを決め、一気にゴール前 10YD まで前進。ここでまたランの展開に戻し、最後は RB#10 須藤が 1YD の TD ラン。#50 前田が TFP を成功。16-0。
試合はCRIMSON が得点したドライブから第 4Q に入り、東京外大は追いかける展開に。パスを増やし、15YD 前後のゲインを続けるも、反則も絡みゴールには近づけない。CRIMSON も初出場 FRM の DB#24 田村のタックル&パスカットなど奮闘し、4th ダウンまで失敗に追い込む。16-0。
CRIMSON の攻撃は、時間も意識しつつランを中心に展開。こちらも初出場の FRMRB#29 藤本のランなどで前進するもハーフウェイラインを越えたところでストップ。#1 五十嵐がパントを蹴って攻守交替。16-0。
追う展開の東京外大のパスは CRIMSON が確実に防ぎ、4th ダウンのスクリーンパスをDL#78 稲葉が4年生最終戦にして初のインターセプト。16-0。
CRIMSON は敵陣内からの攻撃だが、1st ダウンを更新できず、またも#1 五十嵐のパントへ。これが良く転がり、カバーチームもよく押さえ、ゴール前1YD から東京外大の攻撃となる。16-0。
苦しい位置から点差を詰めなければいけない東京外大は連続でパスを狙うも失敗。自陣ゴール前でギャンブル失敗し CRIMSON に攻撃権が移る。16-0。
残り 8YD の攻撃は2プレーで TD。#20 田中のランのあと#31 元濱が 5YD の TD ラン。TFP はまたも#50 前田が決め 23-0。残り時間は3分弱となり、セーフティリード。東京外大は引き続きキャッチアップオフェンス。しかしゲインが続かず、敵陣に入ったところで 4th ダウンギャンブルを失敗し攻守交替。23-0。
最後は CRIMSON がランで時間を回し試合終了。23-0。
【データ】
★得点
一橋大学 Crimson | 東京外国語大学 Phantoms | |
タッチダウン | 3 | 0 |
PAT<1 点> | 3 | 0 |
PAT<2 点> | 0 | 0 |
フィールドゴール(トライ数) | 0(0) | 0(1) |
セイフティ | 1 | 0 |
★チーム成績
一橋大学 Crimson | 東京外国語大学 Phantoms | |
攻撃総獲得ヤード(回) | 275D(56 回) | 241YD(60 回) |
ラン(回) | 160YD(40 回) | 111YD(30 回) |
パス(試投-成功-INT) | 115YD(16-6-1) | 130YD(30-12-1) |
1st ダウン獲得(ラン-パス-反則) | 11 回(6-4-1) | 9 回(2-7-0) |
3rd ダウンコンバージョン | 50%(5/10) | 14%(2/14) |
4th ダウンコンバージョン | 0%(0/1) | 13%(1/8) |
ファンブル回数(喪失数) | 2(2) | 1(1) |
反則回数(喪失ヤード) | 1(5YD) | 5(22YD) |
★個人成績
ラン | #10 須藤 | 14 回 91YD | インターセプト | # 78 稲葉 | 1 回 0YD |
#31 元濱 | 12 回 39YD | ー | ーー | ||
#20 田中 | 10 回 21YD | タックル | #3岩崎 | 1.0 回 | |
#1五十嵐 | 3 回 6YD | # 5 中山 | 6.0 回 | ||
#29 藤本 | 1 回 3YD | # 6 加藤 | 3.5 回 | ||
パス | # 4 中塚 | 3 回 20YD | #14 直江 | 3.5 回 | |
#11 伊藤 | 2 回 67YD | #15 早川 | 2.0 回 | ||
#20 田中 | 1 回 9YD | #17 天野 | 1.0 回 | ||
キックオフリターン | #14 直江 | 1 回 15YD | #24 田村 | 1.0 回 | |
#31 元濱 | 1 回 13YD | #35 安藤寛 | 3.0 回 | ||
ー | ー | #40 安藤駿 | 6.0 回 | ||
パントリターン | #31 元濱 | 1 回 5YD | #78 稲葉 | 1.5 回 | |
パント | #1 五十嵐 | 1 回 63YD | #90 平野 | 6.0 回 | |
#99 鈴木 | 1 回 44YD | #99 鈴木 | 4.5 回 | ||
フィールドゴール | ー | ー |
この日は今シーズン最多の応援者数(約 200 人)でした。最終戦を最高の雰囲気で戦うことが出来ました。寒い中の参戦ありがとうございました。