秋季リーグ戦 初戦念願の勝利

関東学生アメリカンフットボール連盟（KCFA）主催の秋季リーグ戦が9月15日、東海大学湘南キャンパスにて開催され、一橋大学アメフト部CRIMSONは、初戦として2部Aリーグに共に所属する東海大学(以下東海)と対戦した。厳しい残暑の中、BIG8昇格のため負けられない一戦に臨んだ。

【前半戦】

#9小峰のキックで試合開始。タッチバックとなり東海は東海陣25YDより攻撃開始。東海はランによりフレッシュしたが、続くパスが失敗となり、東海はパントを選択。攻守交代。CRIMSONは自陣25YDより攻撃開始するも、フレッシュできずパントを選択。しかし蹴ることができず、自陣26YDでの攻守交代を許してしまう。東海はCRIMSON陣26YDから攻撃を開始。CRIMSONの反則があり5YD前進されるも、DL#50中村がロスタックルを決める。東海は4th&4でフィールドゴールを選択したが失敗。攻守交代。CRIMSONは自陣20YDから攻撃開始。ランによってフレッシュし、さらにRB#24大音がランで12YDゲイン。畳みかけるようにQB#7江原からWR#12福永へのロングパスが成功。CRIMSONは敵陣18YDまで前進。しかしロスタックル、サックを決められフレッシュできず、パントを選択。攻守交代。東海は東海陣20YDより攻撃開始。東海のパスをDB#3入交がインターセプトし、攻守交代。CRIMSONは敵陣31YDより攻撃開始。東海の反則により15YD前進したところで1Q終了。0-0。

CRIMSONの敵陣16YDからの攻撃で2Q開始。東海のディフェンスに阻まれフレッシュできず、4th&14でCRIMSONはフィールドゴールを選択。#23寺島がこれを成功させ、3-0。#9小峰のキックで試合再開。東海は東海陣35YDより攻撃開始。ランとパスを織り交ぜた攻撃によりフレッシュされるも、DL#55菅原のロスタックルとサックにより大きく後退。東海は4th&20でパントを選択し、攻守交代。CRIMSONは敵陣9YDから攻撃開始。RB#0野口がランで21YDのロングゲインを決めフレッシュ。しかしパスの失敗、東海のロスタックルが重なりCRIMSONはパントを選択。攻守交代。東海は東海陣37YDから攻撃開始。ランによりフレッシュとなるが、DL#65阿古江がロスタックルを決める。東海はCRIMSON陣12YDまで前進するも、LB#9小峰のサックもありタッチダウンを取れないまま前半終了。3-0。

【後半戦】

東海のキックで試合再開。CRIMSONは自陣19YDから攻撃開始。RB#0野口のランによる15YDのゲインがあるものの、東海のインターセプトからそのままタッチダウンを取られる。東海は続くトライフォーポイントを成功させ、3ｰ7。東海のキックから試合は再開し、CRIMSONは自陣25YDから攻撃開始。着実にフレッシュを続け敵陣34YDまで前進するが、パスに失敗し、4th&7でパントを選択。攻守交替。CRIMSONはフレッシュを取られるも東海の攻撃を止め、自陣40YDで攻守交替。QB#7江原と WR#11木村によるパスで15YD、WR#23寺島によるパスで31YDを続けざまに獲得し、敵陣24YDで3Q終了。3ｰ7。

敵陣24YDからCRIMSONの攻撃で4Q開始。開始早々QB#7江原とWR#89島倉によるパスが成功し、21YD獲得。敵陣3YDから始まる次のRB#0野口によるランでタッチダウン。続くトライフォーポイントをWR#23寺島が成功させ、10ｰ7。#9小峰によるキックはタッチバックとなり、東海は東海陣25YDから攻撃を始める。DL#52荻原によるサックやLB#9小峰によるロスタックルがあるものの、フレッシュを重ねられ、CRIMSON陣23YDの地点、4th&13で東海はフィールドゴールを選択。これに成功して10ｰ10。東海のキックから試合は再開し、CRIMSONは自陣28YDから攻撃開始。QB#7江原とWR#12福永によるパスを成功させるが、フレッシュが続かず敵陣23YDで攻守交替。しかしその後すぐさまDB#1三森がインターセプトをし、そのまま敵陣2YDまで疾走。そしてRB#0野口のランによってタッチダウン。続くトライフォーポイントを#23寺島が成功させ、17ｰ10。#9小峰によるキックで試合再開。東海陣31YDから東海の攻撃が始まるが、DB#2西口がインターセプトをし、敵陣16YDで攻守交替。CRIMSONは残り時間を消化し、試合終了。17ｰ10。

秋季リーグ初戦は勝利を飾ることができたが、まだまだ課題は残されている。今回の勝利に慢心することなく、この秋にかける想いを一つにしてCRIMSONは昇格を目指して準備を進めていく。