一橋大学 | 10 | 0 | 帝京大学 |
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秋季リーグ戦 運命の大一番
関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA)主催の秋季リーグ戦が10月14日、帝京大学八王子グラウンドにて開催され、CRIMSONは帝京大学(以下帝京)と対戦した。今季1勝1敗のCRIMSONは、この試合17点以上の差での勝利が上位リーグ進出への絶対条件という勝負の一戦に臨んだ。
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【前半戦】
帝京のキックで1Q開始。CRIMSONはQB#7江原からWR#23寺島へのパスの成功<9:44><11:53>、RB#22中西のランなどで<10:26>フレッシュを繰り返す。敵陣36YDまで攻め込むも、帝京の好守備に阻まれ、敵陣34YD地点、4th&4でギャンブルするもパス失敗で攻守交替。
帝京は帝京陣35YDより攻撃開始。DL#67佐藤とDL#50中村によるロスタックル<19:23>もあり、帝京はフレッシュできずパントを選択し攻守交替。
CRIMSONは自陣40YDより攻撃開始。CRIMSON側の反則により、1st&20となるが、QB#7江原からWR#23寺島へのロングパス成功もあり<22:13>、4th&1とする。CRIMSONはパントを選択し、攻守交替。
帝京は帝京陣6YDより攻撃開始。帝京がランでフレッシュする中で、1Q終了。0-0。
帝京陣30YDより帝京の攻撃で2Q開始。帝京はランでフレッシュするも、DL#50中村の好守備もあり<31:13>、4th&6で帝京はパントを選択して、攻守交替。
帝京の反則、QB#7江原からTE#11木村への28YDのロングパス成功などで<36:13>、敵陣25YDまで攻め込む。QB#7江原からWR#23寺島へのパス成功でゴール前13YDまで進め<38:21>、RB#22中西のランでタッチダウン成功<39:05>。トライフォーポイントも成功させ、7-0とする。
#23寺島のキックで試合再開。帝京は帝京陣16YDより攻撃開始。帝京は多彩なランでフレッシュするも、LB#87山下の好守備に<46:05>帝京のミスも重なり、帝京は4th&6の時点でパントを選択し、攻守交替。
CRIMSONは自陣30YDより攻撃開始。QB#7江原からTE#11木村へのロングパス成功<48:43>、WR#23寺島へのパス成功<49:57>、帝京の反則などで、敵陣30YDまで攻め込む。パス中心にプレーを展開するも、帝京の粘りの守備に阻まれ、CRIMSONは敵陣10YD地点、4th&2でフィールドゴールを選択。#23寺島がキックを成功させ<59:54>、10-0とする。
寺島のキックで試合再開。2Q終了まで残り20秒。帝京は帝京陣21YDより攻撃開始。ランを展開しフレッシュするも、残り時間がなくなり、ニーダウンを選択し、2Q終了。10-0。
【後半戦】
#23寺島のキックで試合再開。DL#77菅原とLB#0野口のロスタックル<1:16:50>もあり、帝京はフレッシュできず攻守交替。
CRIMSONは自陣24YDより攻撃開始。ランとパスを織り交ぜながら敵陣49YDまで攻め込み4th&1。RB#22中西のラン<1:22:25>で25YDのロングゲインに成功。その後は互いにフレッシュを許さない時間が続き、帝京の攻撃で3Q終了。10-0。
帝京は帝京陣36YDより試合再開。ランでゲインを重ね帝京陣23YD、4th&9。フィールドゴールの隊形からスペシャルプレーをするも、#59山下のタックル<1:40:00>により攻守交替。
CRIMSONは自陣24YDより攻撃開始。QB#7江原からWR#11木村への二度のロングパス成功<1:42:30><1:44:25>もあり、敵陣44YDまで前進する。しかし帝京にインターセプトされて攻守交替。
その後は両者拮抗した状況が続き、4Q残り22秒。自陣6YDよりCRIMSONが攻撃開始。QB#7江原からWR#12福永への44YDのロングパスに成功し、4Q残り10秒。ここからCRIMSONはゲインすることができず試合終了。10-0。
チーム記録
得点 | 一橋大学CRIMSON | 帝京大学GLADIATOR |
総得点 | 10 | 0 |
タッチダウン | 1 | 0 |
PAT<1点> | 1 | 0 |
PAT<2点> | 0 | 0 |
フィールドゴール(トライ数) | 1(1) | 0(0) |
セイフティ | 0 | 0 |
チーム成績 | 一橋大学CRIMSON | 帝京大学GLADIATOR |
攻撃総獲得ヤード(回) | 307YD(62) | 192YD(51) |
ラン(回) | 57YD(20) | 115YD(22) |
パス(試投-成功-INT) | 250YD(42-20-2) | 77YD(19-8-0) |
1stダウン獲得(ラン-パス-反則) | 16回(3-11-2) | 9回(6-3-0) |
3rdダウンコンバージョン | 38%(5/13) | 25%(3/12) |
4thダウンコンバージョン | 25%(1/4) | 0%(0/3) |
ファンブル回数(喪失数) | 0(0) | 0(0YD) |
反則回数(喪失ヤード) | 1(10YD) | 1回(5YD) |
上位リーグ進出をかけたこの試合、CRIMSONは勝利したものの17点差をつけることができなかった。CRIMSONの目標である一部昇格への道は閉ざされたが、二次リーグ、そして来シーズンでの勝利のため、これからも精一杯練習に励んでいく。