一橋大学 | 21 | 7 | 帝京大学 |
---|
秋季リーグ戦 一橋大が勝利、帝京大を破り昇格に一歩近づく
関東学生アメリカンフットボール連盟(KCFA)主催の秋季リーグ戦が11月26日、アミノバイタルフィールドにて開催され、CRIMSONは帝京大学(以下帝京)と対戦した。今季2勝1敗のCRIMSONがこの試合に負ければ、1部BIG8昇格の可能性は消滅する。CRIMSONは背水の陣の覚悟で、負けが許されない一戦に臨んだ。
本文中の<>内にはYouTube配信の目安の再生時間を記しています。クリックするとYouTubeに飛んでプレーをご覧いただけます。
【前半戦】
帝京のキックオフで試合開始。キックはエンドゾーンに入ってタッチバックとなり、CRIMSONは自陣25YDから攻撃開始。QB#5池上によるラン<8:45~>で9YD前進、続いてQB#5池上からWR#85木村へ6YDのパスが成功し、自陣40YDに進んでフレッシュ。QB#5池上による2回のランで一進一退。続く自陣40YDの3rd&10では、QB#5池上からWR#2菅井へのスクリーンパスが成功<11:20~>。約60YDのランアフターキャッチでそのままタッチダウン。#23寺島によるトライフォーポイントは成功。7-0。
#47島谷のキックで試合再開。帝京は約20YDリターンし、帝京陣44YDからの攻撃となる。帝京はランでビッグゲインし、CRIMSON陣22YDまで攻め込む。LB#55矢田部、DL#67佐藤がロスタックルし<16:21~>、次のプレーでDB#22中西、DB#1野口がノーゲインに抑える<17:08~>が、帝京はロングパスを成功させフレッシュ。CRIMSON陣4YDからランで刻んで、タッチダウン。トライフォーポイントを成功させ、7-7。
帝京のキックで試合再開。#85木村によるリターンで、CRIMSONは自陣39YDから攻撃開始。RB#29藤本によるランで2YDゲインするも、フレッシュはできずに4th&12でパントを選択し、攻守交替。7-7。
帝京は帝京陣30YDから攻撃開始。DL#67佐藤のロスタックル<25:40~>で2nd&11となるが、続く2回のランでフレッシュ。その後帝京の反則もありフレッシュできず、4th&7。帝京はパントを選択し、攻守交替。7-7。
CRIMSONは自陣19YDから攻撃開始。サイドライン側に回り込んだQB#5池上から、WR#0田村へのロングパス<33:34~>が成功、25YDのゲインでフレッシュし自陣44YDまで前進。自陣43YDの2nd&11では、OLのパスプロテクションが功を奏し、QB#5池上からWR#2菅井へのパス<35:05~>が成功、20YDのゲインでフレッシュ。敵陣37YDまで前進。続く1st&10でもQB#5池上からWR#2菅井へのパス<35:44~>が成功、16YDのゲインでフレッシュし敵陣21YDまで前進。QB#5池上によるスクランブルとランでまたフレッシュし、敵陣9YDまで迫る。QB#5池上からWR#23寺島へのパス<40:19~>が成功し、タッチダウン。#23寺島によるトライフォーポイントは成功。14-7。
#47島谷のキックで試合再開し、帝京は帝京陣24YDからの攻撃。DB#0田村の好守備によりパスを阻止<43:43~>。帝京の反則、DL#65阿古江のロスタックル<46:00~>で3rd&21となる。ランを行うがフレッシュできず、4thダウンでパントを選択。しかしCRIMSONの反則でオートマチックファーストダウン獲得。ランを中心にゲインを重ね、CRIMSON陣25YD、1st&10となる。前半残り1分11秒。DB#15早川の好守備でパス失敗<53:08~>。帝京はリバースを仕掛けるが、帝京の反則により罰退し、DL#67佐藤のロスタックル<55:22~>で3rd&19となる。パスを成功させるがフレッシュできず、帝京は4thダウンでフィールドゴールを選択。40YDのキック失敗で攻守交替。14-7。
前半残り16秒。CRIMSONは自陣23YDから攻撃開始。CRIMSONは残り時間をニーダウンで消化し、前半終了。14-7。
【後半戦】
#47島谷のキックで試合再開。帝京は帝京陣35YDからパスを中心にゲインを重ね、
帝京陣49YD、1st&10。DL#51山﨑、DL#65阿古江のQBサック<1:14:52~>、LB#55矢田部のQBサック<1:15:38~>で3rd&19となる。フレッシュできず、パントで攻守交替。14-7。
CRIMSONは自陣8YDから攻撃開始。CRIMSONはパスを中心に攻撃を組み立てる。QB#5池上からWR#23寺島へのパス<1:19:30~>が成功、13YDのゲインでフレッシュ。2nd&6でCRIMSONにチョップブロックの反則があり、自陣12YDまで罰退。QB#5池上からWR#85木村へのロングパス<1:22:52~>が成功し、29YDのゲインでフレッシュ。自陣41YDまで前進。1st&10でCRIMSONにフォルススタートの反則があり、5YDの罰退。CRIMSONはその後のプレーで立て続けにフレッシュ。QB#5池上からWR#0田村へのパス<1:24:13~>が成功、12YDのゲインでフレッシュ。続いてQB#5池上からWR#2菅井へのパス<1:24:52~>が成功、11YDのゲインでフレッシュ。さらに続けてQB#5池上からWR#88山崎へのスクリーンパス<1:25:29~>が成功すると、ランアフターキャッチでゲインを20YDまで伸ばしフレッシュ。敵陣21YDの1st&10では、QB#5池上によるラン<1:27:26~>でタッチダウン。#23寺島によるトライフォーポイントは成功。21-7。
#47島谷のキックで試合再開。帝京は約20YDリターンし、帝京陣36YDからの攻撃。帝京はランとパスを織り交ぜたプレーでゲインを重ねる。DB#0田村のタックルでロングゲインを阻止<1:30:00~>した後、DB#15早川のタックルでランアフターキャッチを阻止<1:30:44~>。DL#65阿古江のロスタックル<1:34:00~>で2nd&11となり、DB#1野口のタックルでノーゲインに抑え<1:34:43~>、3rd&11。パスを行うがフレッシュできず、4th&8。帝京はギャンブルを選択しパスを行うが、DB#15早川の好守備によりパス失敗<1:37:40~>。攻守交替。21-7。
CRIMSONは自陣42YDから攻撃開始。このシリーズも、CRIMSONはパスを中心に攻撃を組み立てる。QB#5池上からWR#2菅井へのパス<1:38:33~>が成功、9YDのゲインでフレッシュ。QB#5池上がスクランブル<1:39:23~>でディフェンスの穴を突き、18YDのゲインでフレッシュ。敵陣31YDの1st&10では6YD後退するも、2nd&16でQB#5池上からWR#2菅井へのパス<1:40:59~>が成功し、11YDのゲイン。続く3rd&5でWR#85木村へのパス<1:41:43~>が成功し、10YDのゲインでフレッシュ。敵陣16YDまで前進。2nd&10で帝京がパス・インターセプトに成功。帝京が攻撃権を奪い、攻守交替。21-7。
帝京は、帝京陣18YDから攻撃開始。パスを中心に攻撃を行う。DL#67佐藤のパスカット<1:45:48~>やDB#15早川のタックルでランアフターキャッチを阻止<1:46:26~>。DB#1野口のロスタックル<1:48:03~>で3rd&11となるが、帝京はパスでフレッシュ。パスを続けるが、LB#8竹原のタックルでランアフターキャッチを阻止<1:50:57~>し、4th&4。帝京はギャンブルを選択しパスを行うが、DB#23寺島の好守備でパス失敗<1:51:39~>。攻守交替。21-7。
CRIMSONは自陣41YDから攻撃開始。スクランブルで前進の機会を窺うものの、帝京の粘り強い守備によって自陣後方まで追い詰められ、23YD後退。4th&34でパントを選択し、攻守交替。21-7。
後半残り1分39秒。帝京はCRIMSON陣43YDから攻撃開始。パスを行うが成功せず、4th&10。帝京はギャンブルを選択しパスを行うが、DB#0田村の好守備によりパス失敗<1:58:39~>。攻守交替。21-7。
後半残り1分24秒。CRIMSONは自陣43YDから攻撃開始。残り時間をランとニーダウンで消化し、試合終了。21-7。
チーム記録
得点 | 一橋大学CRIMSON | 帝京大学GLADIATOR |
総得点 | 21 | 7 |
タッチダウン | 3 | 1 |
PAT<1点> | 3 | 1 |
PAT<2点> | 0 | 0 |
フィールドゴール(トライ数) | 0 | 0 (1) |
セイフティ | 0 | 0 |
チーム成績 | 一橋大学CRIMSON | 帝京大学GLADIATOR |
攻撃総獲得ヤード(回) | 267YD (39) | 212YD(54) |
ラン(回) | 16YD (19) | 98YD(26) |
パス(試投-成功-INT) | 251YD (20-16-1) | 114YD(28-16-0) |
1stダウン獲得(ラン-パス-反則) | 11回 (1-10-0) | 12回(4-7-1) |
3rdダウンコンバージョン | 66% (4/6) | 50%(7/14) |
4thダウンコンバージョン | (-/-) | 0%(0/3) |
ファンブル回数(喪失数) | 0 (0) | 0(0) |
反則回数(喪失ヤード) | 2 (18YD) | 3(20YD) |
互いに1度目の攻撃権で得点機を生かし、タッチダウンを成功させるという幕開けだった。それでもCRIMSONは以降、対戦校の得点を一切許さずに14点差で試合を制した。次の試合までの短い時間で出来ることは限られているが、CRIMSONは昇格を目指して着実に準備を進めていく。