CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。
2025CRIMSON副将を務めました、WR/Kの寺島琉夏です。
今年も多くのOBOG、ファン、父母の皆様に支えられてチームは1年間走り切ることができました。おかげさまで、チームは久しぶりの昇格を果たし、来年1部で戦う権利を得ることができました。この場を借りて心より御礼を申し上げます。
高校から数えると7年間となったフットボール生活が終わりましたが、なかなかその実感は湧かず、シーズン中に折れた左手のリハビリに励みながら、なんとなく勉強と卒論とパソコンの練習をして、時々トレーニングをするといった生活を送っております。
このブログではだらだらと今年1年間を振り返ろうと思います。長くなりますので暇がある時にでも読んでいただけると幸いです。めっちゃ長いです。
今年1年間はうまくいかないことの連続でした。プレーヤーとしても副将としても悩むことばかりで、ラストイヤーの重圧に負けそうになりながらもなんとか持ち堪えるといった感じでした。
私は他の幹部のメンバーに少し遅れて副将として幹部陣にジョインしました。そもそもの副将の存在意義が何なのかというところから始まり、自分が副将をやることが何かチームにとってプラスなのか懐疑的だったためです。それでも主将の野口が再三、お前が副将だと言ってくれたおかげで、副将を務める覚悟を決めることができました。
幹部である以上、チームの規範にならなければならないという意識から、増量、ウエイトなどにこれまで以上に真摯に取り組みました。しかし、左ハムの肉離れをしてしまい、春は東京科学大学戦、国士舘戦を除き欠場。久々の復帰となった国士舘戦でも満足のいくパフォーマンスはできませんでした。副将としてプレーでチームを引っ張れない焦燥感で復帰を急ぎすぎてしまったことはかなり反省です。
怪我でアウトしてる期間の間、色々なことを考えました。プレーできなくてもチームにプラスを与えるにはどうすればよいのか、怪我人やOBOGなどプレーはできなくてもチームの勝利を願ってくれる人たちの想いを背負うことについてなど、自分が副将である意味にもう一度向き合って自問自答する日々でした。
チームは春季オープン戦を通してかなり苦戦はしましたが、新しく試合に出るようになったメンバーを中心に確かな成長を感じていました。それと同時にこのペースでは専修大学、日本大学に勝てるレベルには間に合わないという焦りも感じていました。
夏になり個人的には4年間で1番しんどい夏合宿をできたかなと思います。ハードな練習メニュー、最後の追い込み練、練習外でも付きまとうラストイヤー、幹部の意識。身体的にも相当しんどかったですが、同期の怪我などもあり精神的な部分が本当にきつかったことを覚えています。
ただそのおかげで、自分たちが引っ張らないといけない代なんだという意識はさらに深まったように感じています。
秋季リーグ戦が開幕し、チームは連勝を重ねますが個人としては満足いくことはできませんでした。WRとしてのミスもあり、後輩に圧倒的なプレーで進む道を示せていないという絶望感が常に自分に付きまとい、チームの勝利を喜ぶ反面、1人になると悔しさや虚しさに押し潰されそうになる日々が続きました。シーズン中でもとにかく少しでも上手くなることを考え、練習に励みました。プレーのレベル感で後輩に素晴らしいものを伝えられないならば、せめて取り組む姿勢だけでも残さないといけないと思い、とにかく集中して毎日の練習に臨んでいました。特に後輩WRたちには厳しいことを言うことが何回もあったと思います。なんでこいつにこんなに言われるんだと思うこともあったと思います。大変だったとは思うけど、諦めずについてきてくれてありがとう。
キッカーとしても苦い思いをすることになりました。能力の高い選手が多い相手校に対して私たちのKCチームは今年、さまざまなキックの種類やアサインを使い分けて対応してきました。相手を翻弄するという見方もできますが、自分が毎回タッチバックを蹴ることができればそもそも必要のない作戦であり、もっといいフィールドポジションを取れたと思います。同期でKCリーダーだった優には本当に大変な思いをさせました。ごめんよ。
嬉しさと苦しさが混じり合った秋シーズンでしたが、特に記憶に残っているのはやはり専修大学戦です。
専修大学は昨年敗北した相手でCRIMSONが何年も勝てていない因縁の相手でした。それだけにチームが専修戦に向かう気持ちは非常に強く、最大限の準備をして臨めました。結果としてODKともに準備の成果を発揮して最高の結果を収めることができました。全員で雄叫びをあげて喜んだあの瞬間の快感は一生忘れられないと思います。
個人としては1プレー目で手を骨折し悔しい思いをしました。最初のKCで手を負傷し、治療テントで怪我の様子を見てもらっている最中、グローブも外せない激痛にこれはやばいと思いました。WRとしての出場は諦めてせめてキッカーだけでもという思いで手を固定してもらい残りの試合は出場しました。特に記憶に残っているプレーはグルグルの手で出たFGのスペシャルプレーです。ちょっと指を動かしたり、腕を振ったりすると痛みが走り、成功させられるか不安でしたが、昨年の専修戦と違い、力強いドライブをするオフェンスの仲間を見ていると、骨折程度に負けてはいけない、自分もやらなければと強い気持ちが湧いてきました。八木の素晴らしいスナップ、優の完璧なトス。あとは走るだけ。手の痛みなんか忘れて必死に走りました。最後相手のタックルが左手に少し当たり激痛でしたがそれ以上にオフェンスのチャンスを繋げられた喜び、あとは仲間に託すしかない悔しさ、それでもこの仲間なら任せられるという信頼。色々な感情が混ざってとにかく叫んでいたのを覚えています。あの7ヤードがフットボール人生のラストキャリーになりましたが、最高のキャリーでした。キックだけと言って出場させてもらった植原先生とトレーナーのみんなはごめんなさい。騙す形でキャリーしちゃいました。でも敵を騙すにはまず味方からですよね!
チームの勝利が確定した瞬間、涙が止まりませんでした。春の時点では遠く及ばないように見えていた専修大学に、地力をつけて勝利できた喜びはこの上ないものでした。しかし、この試合で怪我を負ったのは私だけではありませんでした。主将野口の怪我です。
専修戦が終わり、日大戦に向けたミーティングに向かう駅からの道中で野口と2人になりました。肩をやっちゃってもう無理かも、自分が出てもチームを勝たせられないというまさとに対して、自身も手術しなければならない左手の骨折でほぼシーズンアウトの状態だった私は、元気づける言葉をかけることができませんでした。まさと本人は認めませんが、そこからの1週間は本当にまさとは元気なかったです。まじで。1年の頃から見てきた頭がおかしいほどにパワフルなまさとが急にいなくなり、とても辛かったです。結局なんやかんやで怪我しながらも最終戦に普通に出てるのやばすぎてドン引きしましたが、、。
普通にWRとして最終戦出なかった自分が甘えてるみたいに見えるからやめてほしいわ。まじで日常生活でも痛かったし、もし年末の入替戦あったらそれに出るためにすぐ手術した苦渋の決断だから。本当に。甘えとかじゃないからね。
まぁ彼が頑張れたのも僕からの素敵なメッセージに元気をもらったからでしょう、きっと。感謝してほしいです。あのお叱りが私の副将の仕事のほとんどかもしれないです。残りはグラウンド保全活動。
最終戦の日本大学戦はチームドクターに無理を聞いてもらい、FGだけの出場をギリギリ許可してもらいました。当初はそれすらも仲間に任せるつもりでしたが、1年の頃から蹴り続けたのに最後までやらなくていいのか、これでもう1回怪我をしても、蹴れないことの方が後悔すると思い、強行出場の覚悟を決めました。しかし、当日はFGのチャンスはなく、最終戦は出場せずに終了しました。完敗でした。私たちは日本1を目指せるようなトップレベルのチームになるのが長期的な目標で、実際にそれを言葉にしてくれる頼もしい後輩たちもいますが、きっと日大の選手たちの方がより具体的により強くその思いを持っていて、今年の昇格はあくまで通過点でしかないという意識の違いが出たと思います。もちろん久しぶりの昇格を果たしたことはとんでもなく誇らしいし、素晴らしいことだと思います。とにかく全勝昇格にフォーカスして活動してきた1年間も間違っていなかったと思いますが、10年後、20年後、CRIMSONにどうあってほしいのかという視点も持ったチーム作りができればもっと良いチームができるのではないかと感じました。
おぎちゃんたち、頑張れ!
こうして私の長い1年の振り返りが終わったわけですが、最初の幹部ブログで書かせていただいたリーダーシップとフォロワーシップの両立を振り返ると、できたりできなかったりです。規範的な行動を心がけたり、気持ちでチームを引っ張ったりという部分ではリーダーシップを意識し続けることができましたが、肝心のプレーで引っ張ることはできませんでした。フォロワーシップは結構いけてたと思います。もともと副将をやった理由も主将野口があってこそだったので、どんな時も最後までまさとのことを信じ切ることは絶対にできていたと断言できます。一般的な副将の理想像のようなものにはなれませんでしたが、自分なりの副将としての活動はできたのかなと思います。幹部のみんなは一緒に頑張ってくれて本当にありがとう。
最後に恒例の皆さんへのメッセージを書こうと思います。
先輩、OBOG、ファンの方々生意気な自分でしたがかわいがっていただきありがとうございました。毎週末のように練習に来てくださる先輩、ご飯に連れて行ってくれる先輩、早く引退しないの?と4年間に渡って聞いてくる先輩など色々な先輩に助けられてきました。4年になって皆さんが背負ってきたものの重さや凄さ、どれだけこのチームが色々な人に支えられているのかを実感できました。ありがとうございます。コーチの方々チームを強くしてくださりありがとうございます。外の血を取り入れることができたのが、今年の昇格の一因だったと思います。1部で戦うことになるチームをさらに強化してくださると幸いです。OBコーチの方々には1年生の頃からプレー面でも精神面でも支えていただきました。4年間の成長は皆様の力なくしてはできませんでした。ありがとうございます。
後輩全体へ日大戦後には上手くまとめられなかったけど、ボロボロになるまでやれたことには誇りを持ちつつ、ここまでボロボロになってもギリギリ昇格できるかどうかというのが今のチームの力の現状です。来年もっと厳しい世界で戦うことになると思いますが、みんななら絶対に勝てます。期待しています。あと、CRUSHっていうセンスのいい今年のスローガンは発案者私です。いいセンスだったなーとしっかり覚えておいてください。
WRへ実際にプレーでBIGのレベル感を示せなかったのは僕の反省です。正直今年の昇格に対してWRが貢献できた割合はごくわずかでしょう。そこに関しては本当に申し訳ないし悔しいです。ただ、何度も言っている通り、WRユニットの力は年々強くなってきていると思います。ポテンシャルをポテンシャルで終わらせず、圧倒的なタレント力を爆発させて来年は最強のWRユニットを作ってください。とにかく何がなんでも球をとるという気持ちで負けなければBIGでも通用するWRユニットです。これまでついてきてくれてありがとう。うるさいチビっ子2人組がいなくなって平均身長が上がっても、元気にパート練やってください。小平にはまぁ行けたら行きますー。
スペシャリストへ成功、失敗がわかりやすいこのポジションはしんどい瞬間が多いです。でもチームの命運を背負える幸せと誇りを忘れずに練習に励んでください。八木には何回か話しましたが、スペシャリストこそ普段の行いが重要です。こいつになら託せる、こいつの失敗なら仕方ないと周りが思うくらい、普段から文句のつけられない姿勢で取り組みましょう。その過程が絶対的な自信になります。かなるくん。ちなみに僕は1年生の頃から引退まで成功率は94%ぽいです(寺島調べ、秋シーズンのみ、FGとPATめんどいからごちゃ混ぜ)。頑張ってね^o^
未来のCRIMSON部員へ入部を迷っているそこのあなた、入るしかありません。シーズンが終わってチームみんなの体はボロボロです。きつくて激しくてしんどいスポーツだけど、ボロボロになるまでやりたくなる何かがCRIMSONにはあります。それは人それぞれだけど、その何かを見つけにCRIMSONの仲間になってくれると嬉しいです。学生生活最後の時間で最高に熱く命を燃やせるチャンスは目の前です。最初の1歩を踏み出すことは怖いかもしれないけど、その1歩は確実にあなたの4年間を忘れられない、かけがえのないものにしてくれます。
同期へ4年間ありがとう。この代だから最後まで続けられたし、最高の思いもできました。4年としてチームを引っ張っていく中で少しずつ、ただ仲がいいだけでなくて互いに強く求め合える強い代になっていって嬉しかったです。特に優は同じWRとして4年間一緒にやってくれてありがとう。成長速度がえぐい優に刺激されてWR合わせの成功率とか常に意識して切磋琢磨しあえた最高の仲間です。最後の試合は一緒にやれなかったけど、優だから全部託せました。試合前にWRに言った「困ったら優を見ろ」ってのは自分にも言い聞かせるつもりで言ってました。最後の最後にめっちゃ重たい負担をかけてごめん。姿勢で、言葉で、寄り添って高め合ってくれる優がいたから最高のWR生活を送れました。FGユニットとしても一緒にやってて本当に信頼してました。めっちゃ蹴りやすかったし、一緒なら外す気がしなかったです。これからもよろしく。僕は同期のみんなのことがしぬほど大好きなので、社会人になってもみんなで集まって遊びましょう!全の卒業式はみんなで盛大に祝おうね。
両親へフットボール生活7年間、サッカーからだと10数年間、僕のスポーツ生活を支えてくれてありがとうございました。高校でアメフトやるかもーっていって特に文句なくするっと始めさせてくれて感謝しています。毎試合見にきてくれて嬉しかったです。最初はブレブレだった母カメラのピントがだんだんと合うようになって空中を飛ぶパスを捉えるようになり、たくさんの時間を自分に使ってくれているんだなと感じました。最後はプレーする姿を見せられなかったけど、2人の理解とサポートなくして今の僕はありません。大学生になって少しずつ社会人が近づくにつれて、親のありがたみや凄さがちょっとわかってきました。まだ多分もっと凄いんだろうけども、僕は2人の息子として生まれることができて本当に幸せです。まだまだ甘えることは多いかもだけど、少しずつ親孝行できるように頑張っていきます。いい息子っぽいですね。
これで最後だし全部書いちゃえーの気持ちで書いてたらあまりに長くなりすぎました。アメフトに関する文章ならこんなに長くいくらでも書けるのに、卒論は全然進まない、どうしてなんでしょうね。ここまで読んでくださった皆様はありがとうございます。そして重ねてになりますが、2025CRIMSONを応援してくださった皆様に厚く御礼申し上げます。皆様のおかげでBIG8昇格という素晴らしい結果を残せました。来年以降は後輩たちがさらなる飛躍を見せてくれるので引き続きよろしくお願いいたします。
あまりに長くなってしまったので、このあたりで簡単に一言添えて締めさせていただきます。
楽しかったー!

