CRIMSONブログをご覧の皆さま、こんにちは。4年OLの荒川滉です。
新入生のみなさんは大学が始まってちょうど1ヶ月が経過するこの頃はどう過ごしてますか?
自分に合った部活や団体に入って、活動に参加している方や留学、資格試験の勉強に勤しむ方などさまざまないらっしゃると思います。
しかし、自分の一年生前期を思い返してみると、何もやることもなく本当に暇でしかたなかったなぁと思います。
今回はそんな方に向けて、暇なら是非一読してほしい漫画を紹介したいと思います。
それは『鋼の錬金術師』です。
この話のあらすじは「錬金術が発展した世界で、人体錬成の禁忌を犯し、身体を失った主人公兄弟が身体を取り戻すための旅を描いた物語」となっています。
これだけでも十分に面白そうな内容だと思うのですが、僕が特に惹かれた鋼の錬金術師の魅力について少しだけ紹介させてもらいます。
一つ目は何より主人公の言動に筋が通ってることです。
錬金術は等価交換でしか成り立たないという原則がこの漫画のテーマの一つとなっているのですが、それゆえに育まれたんだろう思想が主人公の言動に表れていて、名場面のように紹介される場面でない会話の断片からもそのような真っ直ぐさが読み取れるのが僕にはすごく刺さりました。
2つ目はテンポ感がとても良いことです。
鋼の錬金術師は全27巻であり、読み切るのに1日もかからないような短い作品です。
そのうえ、冗長な部分がほとんどなくストレスなく読めるのが個人的に良かった点です。
最後の3点目は結び方の綺麗さです。
漫画ではときどき終わらせ方が強引なったりして、せっかくの積み上げた作品が評価を落としてしまうということがあるのですが、鋼の錬金術師は終わり方こそが魅力で、僕はこの結びを見たいから何度も読み返していました。
長くなりましたが、これ以上は内容に触れてしまいそうなのであとは自分の手で是非読んでみてください!