CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。
2025年CRIMSONストレングスリーダーを務めますTRの齊藤潤一です。かなり久々の投稿となり、気づいたらTRに転職して、驚かれるのも無理のないことだと自覚しています。
プレーヤー時代は常にどこかしら怪我をしており、本当にパッとしないプレーヤーで、ブログを書く機会も有りませんでした(笑)。転機が訪れたのは昨年春の慶應戦後の事で、怪我明け初戦ということで本当にアメフトが楽しかったのですが、次の日にはベッドから起き上がる事ができなくなっていました。股関節の重傷でリハビリに苦闘したものの、再度手術を迫られ、プレーヤーとしての4年目を迎えることは完全に諦め自分がチームに"何を遺せるか"考えました。その中で、チームとしてBIG8昇格を目指すのは勿論のこと、昇格後もBIG8に定着できる様な計画的なウエイトメニューを確立すること、これが自分の使命だと考える様になりました。
まず、決して十分とは言えない部員数でありながら、殆ど全員が未経験者のCRIMSONにとって、フィジカルに恵まれたプレーヤーは少ないのが現状です。その中でBIG8に昇格・定着するにはまず何よりアメフトの土台となるフィジカル面で毎年ブレがあってはいけません。これまでのストレングスリーダーは知識・実践面の問題で、プレーヤー兼任に頼らざるを得ない状況が続いておりました。 その結果、毎年、メニューの内容や精度に大きなブレがありました。
また、その様な状況ではニュートリション部門との統合的な連携も中々難しかったと思われます。(無論、兼任でストレングスリーダーをやられていた先輩方には頭が上がりません。)
高校生の頃からロニーコールマンや、母校の先輩であるマッスル北村に刺激され、ボディビル雑誌を読み漁り、浪人期にも親の目を盗んで塾に行かずジム通いを繰り返してきた私に取って、今、この仕事を天職の様に感じております。(両親には本当に迷惑をお掛けしました。)
幸いにも自分はストレングスリーダーとしてこの取り組みに専念することができるので、今年は来年以降「CRIMSONのBIBLE」となる様な、論理的で実践的な通年を通したアスリートの為のウエイトメニューをアスレチックトレーナーとの協力・ご指導の元完成させたいと思います。この取り組みは、TRとしてのCRIMSON人生を暖かく迎えてくれた去年の先輩方や同期、後輩無くして始める事すら出来なかったですし、これまでのストレングスの土壌や、日頃からご支援賜りますOBOG並びに両親の支えなくして達成することはできません。
今年はアジリティ部門の創設含めて、ストレングス体制は改革の1年となりますが、既存の体制をCRUSHしてチームのスローガンである全勝昇格に突き進んで参ります。
重ねてにはなりますが、今年度も皆様からの変わらぬご支援、ご声援を賜りますようお願い申し上げます。
最後に僕の尊敬するマッスル北村氏の金言を遺してこのブログを締めようと思います。
1,000回と1,001回とでは天と地の隔たりがあった。正に最後の1回は全身全霊の限界力を振り絞った一発。その前の1,000回はこの1,001回のためのお膳立てに過ぎない
自分の為だと思うと力は出ないが、自分を信じてくれている人たちのためなら頑張れる