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2025

【2025幹部紹介ブログ】副将 寺島琉夏

CRIMSONブログをご覧の皆様日頃より多大なるご支援をありがとうございます。2025年CRIMSON副将を務めさせていただきます、寺島琉夏です。

いつもは短めで簡潔な文章をブログで書いてしまいがちな私ですが、今回は副将としてチームを引っ張っていく側になったということで自分自身の思いを丁寧にお伝えしていこうと思います。
長文となりますがお付き合いくださると幸いです(本当に長いです)。

さて、今年のチームスローガンは先日の野口のブログにもあった通り「CRUSH」に決まりました。最後に入替戦に行った2022年を意識し、それを超えるという覚悟を持ち取り組んでいく所存です。
余談ですが、今年のスローガンは4年生がそれぞれ案を考えてきて、それについての思いを発表して投票により決定した後、さらにスローガンについての意味を深掘りしていくという形式でした。様々な案がありましたが、面白いことに私と野口が全く同じCRUSHという草案を提出してその理由も全くと言っていいほど同じでした。かなりイケてる案を考えたと自負していたので、発想が被ってしまったことが悔しくもありつつ、3年間を過ごしてきた絆も感じました。
部活外でもゼミや授業などで長い時間を過ごすうちに彼の思想などの影響を受けているのかもしれません。
良いところは素直に取り入れつつ、時折り見せる彼の奇行などは移らないように気をつけたいと思います。

2024年シーズンを振り返ると、自分にとって1番辛かった時間はチーム全体が他大学の勝ち点を気にし、入替戦出場の条件となる得失点差を計算している瞬間でした。昇格という目標にとってその作業は必要になってしまう時があることも理解しつつ、自分ではどうしようもない他大学の結果に一喜一憂する時間はどこか虚しさを感じていました。現役部員の多くが似たような思いを抱いたと思います。ありきたりな表現ですが、こんな悔しい思いをもうしないためにも強くならなければと感じた瞬間でした。
フットボールに関しても、同様に自分の力ではどうしようもない要素が多く存在すると思います。例えば、WRの自分がOLとしての仕事はできませんし、ディフェンスの時はサイドラインから仲間を信じることしかできません。自分でなんとかできる範囲というのは思っているよりも狭いのだなとこの3年間で感じてきました。
だからこそ、自分の手の届く範囲はなんとしてでも仕事を遂行するし、自分が全くできないことをやってくれてる仲間に対しても、引け目を感じずに強く要求していくことがチーム全体にとって必要だと思います。

昨年の主将の真聞さんは引退の際に「良いチームだけど強いチームではなかった」とおっしゃっていましたが、私なりの強いチームの答えは、仲間に対して自分ごとだと捉えて強く要求ができ、そして要求するからには自分自身も厳しく高みを目指すといったことを相互に行えるチームです。楽しく最高の想いをするためにも、ここはブレずにチームを作っていきたいと思います。

まだ続くのかという感じですが、私個人の副将としての目標をお話ししたいと思います。
2026CRIMSONが始動するタイミングで副将は必須の役職だと後輩が思ってくれるような副将像を構築するのが私の目標です。
副将というのは他の幹部に比べてはっきりとした仕事が定まっておらず、肩書きだけになってしまう可能性もありますが、見方を変えると柔軟性のある働き方ができるとも言えます。その中で自分だからこその副将としての価値を発揮したいです。
その価値とは何なのか、何を具体的に目指すのかというとリーダーシップとフォロワーシップの両立です。
リーダーシップについては、これまで先輩に甘えていた自分の弱い部分をCRUSHし、4年生、そして副将としてプレーはもちろん、普段の行動から引っ張る立場であることを自覚していきます。
正直、私自身のキャラクターとしては先頭に立って集団を率いるようなことはあまりなく、これまでの3年間もあまりリーダーシップらしいものを発揮できてはこなかったと思います。しかしラストシーズンにもなって自分のキャラクターがどうだなどと言っている暇はないので、新たな自分を見つけるつもりで挑戦していきます。
そしてこれと両立する形でフォロワーシップにも力を入れたいと考えております。リーダーは1人だけではリーダーになることはできません。リーダーについてくる人がいて初めてリーダーになれます。リーダーをリーダーたらしめて最高のパフォーマンスを発揮するには最高のフォロワーが不可欠です。チーム全体が同じ方向を見てリーダーのもとで結束できるように間を取り持ち、熱を伝播させていくことが副将としての私の最大のミッションだと捉えています。

幸いなことに、2025CRIMSONには野口をはじめ、江原、三森、鈴木、 荻原など多くの部員が強いリーダーシップを持っています。彼らの熱量が宝の持ち腐れにならないよう、常に部員一人一人を気にかけながら強い結束力のあるチームへの成長に貢献してまいります。

最後になりますが、父母、OBOGやファンの皆様には歴史を打ち壊すことに挑戦していく我々を温かく見守ってくださると幸いです。ここまで長文を読んでくださりありがとうございました。

あまりに長くなってしまったので、このあたりで簡単に一言添えて締めさせていただきます。

勝ちます。

 


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