CRIMSONブログをご覧の皆様日頃より多大なるご支援ありがとうございます。2025CRIMSONの主将を務める野口正人と申します。
アメフト1年目、2022年千葉大学戦のキックカバーで鮮烈な(?)デビューを飾ってから、はや4年目を迎え月日の流れる早さに驚かされます。今回はラストシーズンにかける思いを綴らせていただきます。
CRIMSONを居るべき場所に戻す。これが先輩方から引き継いだ最後の宿題だと考えています。
2018年以降CRIMSONは2部リーグに在籍していますが、私はこの状況を変えたい、変えなければならないと強い思いを抱いています。
何としても1部でアメフトをしたい、これまでもそう思ってきましたがラストシーズンは2部で戦うことになりました。後輩たちに同じ思いをさせたくない、先輩方の思いに昇格という形で恩返ししたい。
どうしてこんなに1部にこだわるのか。
注目度、名声、連盟からの扱い、自尊心など考えてみると様々なものが浮かんできますが、結局は「アメフトが好きだ」「勝ちたい」という人間の一次欲求のような極めてシンプルなものに行きつきました。
チームの力で局面を打開したりビッグプレーで観客席を沸かせたり、アメフトは一瞬一瞬にアツくなれるだけでなく仲間や応援してくれる人がいるからこそ楽しいと感じます。
そして、そんな人たちと共に勝利を喜び合う瞬間が何にも代えがたいです。
その瞬間のために生きているといっても大袈裟ではないくらいです。2025CRIMSONの目標は「全勝昇格」です。
私は全勝という結果ではなくその過程を大事にしたいと考えています。
つまり、全ての試合に勝つ、というより1つ1つ全ての試合に何が何でも勝ちに行くという思いを込めているということです。
なかなか短い文章では違いが伝わらないかもしれません…
勝つことは普通のことではありません。それはこの3年間で痛いほど学んできました。
勝ちにどれほどの熱量をかけられるか、地に足をつけて目の前のことに集中できるか、こだわり抜いた先に勝利を得られると考えています。
1つ1つの勝利を積み重ねて昇格という結果に近づいていきます。
命を懸けて「全勝昇格」を必ず、必ずや達成します。
さて今年のスローガンは「CRUSH」に決まりました。
CRIMSONが2部にいるという状況を壊す、1人1人が自分の限界を破壊していく、そういった意味が込められています。
目の前の相手を圧倒する、課題を1つずつ潰して成長していく、昇格のために自分達の既成観念を壊していくようなチームにしていきます。
また、最後に入替戦に進んだ2022年のスローガンは「RUSH」でした。入替戦を経験した最後の代として2022年を越えていく、そんな思いもこっそりと込めています。
スローガンを決める新4年学年ミーティングで、副将の寺島が全く同じ案を全く同じ理由で用意していた話はまた今度にしておきます。
チームは冬オフで異次元の増量・筋肥大政策に取り組み、フィジカル面で大きく成長しています。新チーム始動後も止まらず成長を続け、秋季リーグ戦で最高のパフォーマンスを発揮するべくトレーニングに励んでまいります。
長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございます。
今年1年も何卒よろしくお願いいたします。