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2025

【受験生応援ブログ vol.3】2次試験突破のコツ 法学部編

一橋大学の受験生の皆様、こんにちは!法学部在籍、新2年生WRの石田大智です。今回は、一橋大学の2次試験対策のコツを自身の経験をもとにお伝えしていきたいと思います。法学部は、英語の配点が高いですが、苦手科目があると大きく足を引っ張られるため、全科目を満遍なく勉強することが大事です。

ここからは、共通テストが終わってから2次試験までの約1か月間、私が科目ごとにどのような勉強をしていたかを紹介します。

国語
「国語は地頭で決まるから直前期に勉強しても意味がない」と思っていませんか?もちろん、そんなことはありません。私は「一橋大の国語20カ年」を毎日1年分解くというシンプルな勉強法を続けたことで本番では得点率74%を達成することができました。採点は解答・解説を参照して、自身の解答に必要な要素は足りているか、余計な要素はないかをチェックするという形で行いました。
20カ年の問題を解く中で私が感じた一橋大学の国語で高得点を取るコツを紹介します。そのコツとは、記述は短い言葉を用いて要素をたくさん詰め込むことです。たとえば、第1問の記述は字数制限が厳しいため、本文の表現をそのまま使うと字数が長くなります。一方で制限に収めようとすると必要な要素が書けなくなってしまいます。そこで個々の要素を本文の表現から少し変えて短くすることで要素を漏らすことなく字数内に収めて書くことができます。
また、第3問の要約は本文で繰り返されている内容を1度だけ書くようにすることでより多くの要素を書けるようになります。具体的には、本文には書かれているが自身の解答では触れていない内容はないか、自身の解答で複数回触れている内容はないかをチェックすると内容が洗練されます。

数学
私は一橋大学の過去問は手に入る限りすべて解きました。その後、一橋大学と類似した問題が出題されていると聞き、東京大学や京都大学の過去問を解きました。1日3〜4時間ほど数学に費やしました。

英語
英語に触れない日ができないように毎日長文読解と英作文を少なくともそれぞれ1題分解いていました。一橋大学の前期と後期の手に入る限りの英語の過去問は共通テストまでにすべて解き終わっていたため、一橋大学と類似した問題が出題されていると聞き、共通テスト後は東京科学大学(東京工業大学)、京都大学の過去問を解きました。リスニングの出題は2025年度の2次試験からなくなるとのことですが、普段から英語に触れることは英語力向上につながるため、英語の音声を聞く勉強は意味があると思います。私はPodcastでDavid MuirのABC World News Tonight(約20分のニュース)を毎日聞いていました。

社会(世界史)
世界史は一橋大学の過去問を解くことが最適な勉強法だと思います。できる限りたくさん過去問を解きましょう。赤本では20カ年分しか解けないため、私はインターネットで1970年代まで過去問を探して50年分ほど解きました。過去問は初見で解けなくても構いません。答えに書ける内容を過去問をきっかけに覚えるつもりで過去問に取り組みましょう。私が世界史で最も大事だと思うことは時代感覚です。時代感覚とは世紀と場所が言われたら、その情景を思い浮かべられる力のことです。時代感覚を養うためには、世紀と場所を言われたときに該当する歴史的出来事をできるだけたくさん思い出す練習が効果的です。

最後に伝えたいことは、何事も成し遂げるまでは達成不可能に思えるということです。私自身も直前期にこのままで合格するのか不安でしょうがない時が何度もありました。大事なのは自分ならいけると思って勉強し続けることです。頑張り続けた先に合格が待っています。
残りの約3週間、合格を目指して駆け抜けてください。応援しています!


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