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2025

【受験生応援ブログ vol.2】2次試験突破のコツ 経済学部編

CRIMSONブログをご覧の皆様、受験生の皆様こんにちは。経済学部、新3年生WRの島本恵伍です。今回は、2次試験が近づく中で、一橋大学合格に向けて、僕なりの直前期の過ごし方やコツなどを全てお伝えできればいいなと思います。

まず初めに、僕の受験生時代を紹介すると、僕は浪人をして一橋大学に合格しました。浪人をしたから成績良く合格したかというと全くそうではなく、浪人時の一橋模試では良くてC、ほとんどがD判定でした。また、共通テストも900点中約670点、7割5分しか取れず、リサーチ判定でもD判定、そのため足切りにも怯えながらこの時期を過ごしていました。さらに試験本番でも、時間配分を間違え英語の2つある長文の大問のうち、1つをほとんど解くことができず、絶望して家に帰った記憶があります。
ですが、結果は合格。最低点から2点差での合格でした。

過程を見ると合格はまぐれにも見えますが、僕はこの直前期に勉強をやり切ったから合格できたと言え、今回はこの僕の直前期の過ごし方を紹介します。まず、直前期、僕はどのように勉強したらこの短い間に点数が伸びるかを考え、2次試験4科目の内、数学と世界史に多くの時間をかけました。一橋大学の経済学部は配点に大きな特徴があり、配分が少ない国語は時間をかけて対策しても伸びは少ないと考えました。また、英語に関しても地の力が点数につながると考え、直前期にはあまり時間を割きませんでした。こうした前提を踏まえて、各科目の直前期の勉強を紹介します。

国語
受験期1年間を通しても、ほとんど対策をしなかった国語ですが、直前期には第3問の要約問題のみ対策をしました。ですがこれも数学と社会に時間を割いており時間が無かったため、過去問にあった5年間の問題のうち古い3年間は、問題を読んでからすぐ解答を写し、解説を読んで解き方を学ぶために使いました。その後、残りの2年間分を、時間を測って実際に解答を書き、書き方を練習するために使いました。また、他の大問もこの際に解いて、全体の時間配分を確認しました。結局先生等に添削をしてもらうこともせず、過去問も十分に解かずで、試験に臨みました。

英語
国語同様、あまり時間を割きたくなかった科目ですが、英作文の対策だけはこの時期からでも大きく伸びると考え対策に時間をかけました。具体的な英語の勉強法は、英語の感覚を忘れないために、2日に1回英語の過去問のうちの長文の問題だけを時間を測って解いていました。英作文は、20ヵ年すべての問題を、時間を測って自分で書き、その後解答を見て修正、最後に解答を自分で写して、寝る前に音読したりなどして覚える作業を試験までに2周しました。こちらも添削はしてもらわず、解答の型を覚えるという形で勉強していました。

数学
経済学部を志望されている受験生なら一番力を入れている科目であると思います。僕も直前期は1日に3~4時間数学に費やしていました。勉強法としては、ほとんど毎日、過去問を2時間測って解き、復習。20年分の過去問を解き終えたら、予備校が出している実戦演習やネットにある過去問にも手を出しました。復習する際のポイントとして、解答を細分化し、解き方の核となる部分を書き出し、パターン化できるようにすることだと思います。一橋の数学は一見難しく見えますが、過去問と同じパターンに帰着できる問題が5題のうちに必ずあります。その問題を見極め解ききるためにも、このパターン化させる作業はとても大事だと思います。特に、整数、微積、確率の問題はパターン化させることで安定して完答を狙えるようになると思います。
最後に、直前期にお世話になったサイトを紹介します。それが、「一橋大学の整数問題―犬プリの世界 https://inupri.web.fc2.com/ichihashi.html」です。整数の問題がずらりと並んでいるサイトであり、パターン化を試せるいい機会であると思います。ぜひ使ってみてください。

世界史
直前期に1番伸ばすことができる教科は社会であると思います。一橋の社会は過去問と似た傾向の問題が出されることが多く、この直前期に過去問をたくさん解き、それをしっかり復習することで効率よく点を伸ばせると思います。僕がした具体的な勉強法は、英作文の時と同じように最初はまず解答を自分なりに書いてみて、その後解答解説を読み、最後に解答をすべて紙に写す。その後、その問題に関係する事柄を、教科書やネット、資料集を用いて調べ、知らなかったことをインプットする作業を繰り返しました。過去問にある問題を核として、その周りの知識も復習する際に入れるという、過去問中心の勉強をしていました。
結局入試本番では、第1問と第3問で、過去問にはないけれども、過去問から派生した知識があれば解ける問題が出され、完璧に近い解答を書くことができたと思います。
最後に、数学同様、直前期にお世話になったサイトを紹介します。それが、「世界史リンク工房 https://history-link-bottega.com/archives/cat_211374.html」です。解答の書き方から周辺知識のインプットまで本当にお世話になったサイトです。過去問を解かれる際にぜひ使ってみてください。

最後に
ここでは試験当日のメンタルについてお話しします。どんな受験生もみな緊張すると思います。緊張することは悪いことではないと思いますが、リラックスして試験に臨むことが1番でしょう。もし、試験場で緊張しすぎてしまった場合、この言葉を思い出してください。「試験を楽しむ。」今まで、僕も入試やアメフトの試合など多くの場面で緊張することを経験しました。ですが、毎回その時になると、「楽しむ。」と思うようにしています。自分がこれまでしてきた勉強や努力が、相手や試験でどれほど通用するのか。どれほど悩ましてくれるのか。数学や世界史の試験前の、どんな問題が出されるのだろうかというあのワクワクした気持ちを僕は今でも覚えています。こうした状況を楽しむことで、余裕が生まれより集中できようになると思います。
自分の努力を答案という形で表せる、最高の機会である2次試験をぜひ楽しんできてください!


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