Blog

ブログ更新情報


2022

【2022部員の日常 丘未来也】鼓舞

CRIMSONブログをご覧の皆様、こんにちは。3年ASの丘未来也です。

「あれ、LBじゃなかったっけ」、と思われた諸先輩方(特にLBの先輩方)にはお伝えしそびれていましたが、今年からASにコンバートしました。ただASとは名ばかりで色々自由にやらせてもらっています。

さて、今回の部員ブログのテーマは「自分の理想像」です。自分の理想像なんてあまり考えたことはありませんが、改めて考えてみると「苦しい状況でも自分を鼓舞して闘い続ける」人が理想のような気がします。イメージに近いのは松岡修造です。

最近は単なる熱い人としてネタにされがちですが、1995年に日本人62年ぶりのウインブルドンベスト8進出を果たした偉大な選手です。そのベスト8進出をかけた試合の中、セットカウント2-0で迎えた第3セット、30-0のマッチポイントまであと一本というところで、彼は「この一球は絶対無二の一球なり!」と叫びました。少し気恥ずかしくなるような言葉ですが、極度のプレッシャーの中で恐怖を振り払うため、そして自分を鼓舞するために放った言葉だと考えると、とてもかっこいいと思います。動画も残っているので良ければ見てください。(https://www.youtube.com/watch?v=KVblt4fM7eo)

今の自分はCRIMSONに入ったときに思い描いていた姿とは違います。入部当初は、LBとして、チームの勝利に貢献できるような選手になりたいと思っていました。けれど、高校時代のように動くことができず、自分が求める理想との差がはっきりするにつれ、身体が戻らないとわかるにつれ、スタッフに転向するという選択に至りました。今でもこの選択が正しかったのか分からないし、千葉戦後に同期に言われた「絶対後悔するよ」という言葉が刺さります。また、試合を見ると悔しさと苦しさが入り混じったような気持ちになります。選手として何もできなかった自分が、それでもこの部活を続ける理由は、自分を迎え入れてくれたCRIMSONという組織に恩返しをするためであり、また闘っている後輩・同期・先輩たちの役に立つためです。

東工大戦は3点差で敗戦に終わりましたが、次の帝京戦に勝てば昇格の道は残されています。自分を奮い立たせ、できることは全部やって帝京戦を迎えたいと思います。

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。秋季リーグ戦も後半に差し掛かりましたが、今後とも応援よろしくお願いいたします。

写真は練習後の小平グラウンドです。

 


コメント
名前

内容