新入生の皆さん入学おめでとうございます。入学したばかりの皆さんにとっては全く想像もつかない4年後のことかもしれませんが、今回は一橋大学の卒業式を紹介したいと思います。一橋大学の卒業式は毎年、3月中旬に入学式と同じ兼松講堂で行われます。
兼松講堂での卒業式
式が始まる10時が近づくと卒業生だけでなく、先輩の門出を盛大に祝おうと集まった在校生などで兼松講堂はごった返します。そして、卒業生が全員講堂に入るといよいよ式典が始まります。
講堂の中では成績優秀者の発表や学位記授与式、来賓の方々のお話しなど高校の卒業式と基本変わりません。式は1時間半ほどであっけなく終了してしまうのですが、式が終わり卒業生が外に出るとそこには圧巻の景色が…!!
このように卒業生を祝おうとして集まった父兄の方々や在学生たちでごった返しているのです!!
胴上げで始まり、胴上げで終わる4年間
兼松講堂の前には様々な団体の多くの後輩たちが駆けつけ、先輩との別れを惜しみます。
特にアメフト部をはじめとする体育会系の部活は出てくる卒業生を出迎えるため、列になって花道をつくります。そのため、兼松講堂前はものすごく多くの人であふれかえります。
各団体はその団体の先輩が現れると伝統にのっとった様々なコールや儀式(?)によって先輩を祝います。
特に胴上げをする団体が多く、大学生活はまさに合格発表で胴上げをされて始まり、卒業式で胴上げをされて終わる4年間なのかもしれません。
卒業生との最後の別れ
一通り胴上げなどが終わると最後にどこの学校、団体でも同じように写真を撮ります。
兼松講堂を背景に全体写真をとり、その後に個別に写真をとる場合が一般的なのではないでしょうか。
様々な思い出のある先輩、後輩との写真はどちらにとっても一生の大事な写真になるはずです。
その後、お昼ご飯を一緒に食べたり、夜に追いコンなどがある団体もあるそうです。
4年後に最高の卒業を
兼松講堂という伝統のある素敵な式場を持つ一橋は、入学式、卒業式どちらも最高なものになるはずです。
4年後に最高の卒業式を迎えるためにはどのような4年間を送ったかが非常に重要だと思います。新入生の皆さんが悔いの残らない4年間を過ごせるように願っています。