アメフト経験者がほとんどいないCRIMSONにおいて極めて重要なことはいかに効率的に成長していくことができるかという点です。
今回は未経験者が多い中でどのような取り組みをしているのか。CRIMSONのチームとしての取り組みと個人としての取り組みを紹介します。
CRIMSONのチームとしての取り組み
スカウティング・練習計画作成
MGRが偵察した映像をもとにAS、プレイヤーで相手チームを徹底的に分析します。相手の隊形やプレーの傾向などを研究します。
この分析結果をもとにゲームプラン、練習計画が作成され、相手をチームを想定した練習が行われます。
Before
練習開始前に入念なストレッチ、キャッチボールや戦術の確認、動きの確認などを各々行います。Beforeの使い方は、正規練での能力向上に大きく関わります。
正規練
アメフトのスキル練習です。大きく分けてPartとUnitに分かれます。
Partは各々のポジションに分かれて行う練習です。アメフトは求められるスキルがポジションごとに全く異なるためポジションごとに専門的な練習をします。1つの練習を5分で区切るなど効率性が重視されています。
Unitは全体での実践形式の練習です。常に試合を意識して取り組み、実戦さながらの激しい練習になります。
Video Check
Offense Defense に分かれて練習後にUnitのビデオチェックをします。自分がどのように動いているのか、どうしなければならなかったのかを考えることで問題点を洗い出し、次の日の練習に課題をもって臨めるようにします。
個人の取り組み~成長を助ける仕組み~
Conditioning
(左から、2年TRN土田瞳、2年QB廣瀬雄一)
その日の練習の疲れを残さず、翌日の練習を全力で行えるようにアイシングなどのコンディショニングを行います。また、電機治療をしたり、銭湯にいく部員もいます。
After
正規練後に個人のやりたい練習をします。上級生の指摘やサポートを受けながら、下級生も十分な力がつけられるように取り組んでいます。簡単なタックルやヒットなどの基本的な練習から実践に近い練習まで、各々、課題を持って行います。
W/T Training
(3年DL国武佑亮)
Big Bearの協力を得て作成された効果的なメニューで行っています。また、パートナー制を実施することで、お互いの力を出し切れるようにサポートします。
筋力を高め、体を強くすることはそのままアメフトのスキル向上につながります。
チームの取り組み×個人の取り組みで勝利へ
CRIMSONではチームの取り組みと個人の取り組みを並行して行うことでチームを成長させていきます。
チームの成長は「計画」、「実行」、「反省」、「改善」というサイクルが作られています。
また個人の成長はチームでサポートし合う体制があります。双方を正確に行っていくことでCRIMSONのチームとしての成長が達成されています。