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2020

二次試験体験記 #80伊藤大悟

センター試験が終了し、受験生生活も残すところ私大の併願受験と国立大の受験を残すのみとなりました。受験生の皆さん。しんどい生活ももうすぐ終わります。最後まで体調を崩さずに頑張ってください!

今回は、二次試験前日からどのような準備をして試験に臨んだのか、そして2日間ある試験当日をどのように過ごしたのかということを、商学部アメフト部1年伊藤大悟が紹介していきたいと思います。受験生は勉強の息抜きにと思ってぼんやり眺めてみてください。

1日目の数学までの心の準備

1年前、僕は商学部の受験生でしたが英語に絶対的な安心感を持っていたわけではなかったので、とにかく初日の数学が大きなターニングポイントになると思い、勉強をギリギリまで続けていたのを覚えています。まずはこの数学についてお話していきたいと思います。皆さんもお分かりのように一橋大学の数学の問題はけっこう癖が強いですよね。(笑)だから僕はあえて前日には数学の勉強をしなかったです。その理由としては、二次試験の数学の問題で大切になってくるのは、直観だと考えていたからです。これはアスリートが試合前日にはハードな練習をせずに、ストレッチなどの調整をするような感覚に似ていると思います。

直観を研ぎ澄ませるためには、面積の最小値の問題が出たら相加相乗を使うみたいな固定観念を一回リセットすることが大事になってきます。その固定観念を捨てるために前日は数学の勉強とは距離をとって、頭をリセットしてみるのです。心配になるかもしれませんが、頻出の解法はもう嫌になるまで演習を積んできたはずですから、1日勉強をしなかったことが原因で、それを忘れてしまうということはありません。いったん頭の中の解法や公式であふれた土グラウンドをトンボで整備するようなイメージですね。僕はこの作戦が功を奏し、満足のいく結果ではありませんでしたが、2完と3半は解くことが出来ました。早稲田の商学部にもこの作戦挑んで成功しているのでかなりおすすめの方法なのですが、試してみたいけど心配って人は過去問でこの方法を是非試してみてください!

国語はあまり得意ではなかったので、前日の準備とか特にやったことはありません。当日、模試で配られるような下書き用紙が配られるので、それをうまく活用して、時間配分だけ気を付けて頑張ってください。


1日目帰宅後から2日目への準備

前日はこれから2日間集中した状態で臨めるようにいつもより早めに勉強を切り上げ22時くらいまでに翌日の準備と当日浮足立たないために、起こりうる悪い状況のイメージトレーニングをして寝ました!早く寝ること大事です!

1日目終了後、家に帰ると結構遅い時間になっていますが、世界史の詰込みは必死にやったことを覚えています。社会の問題は覚えているかどうかが勝負の分かれ目になってくるのでギリギリまで知識を詰め込むことには価値があることだと思います。今まで使ってきた参考書や教科書の範囲を絞った復習をお勧めします。英語は前日の朝電車のなかで、目を慣らすため今までに読んだことのある長文1つとリスニングの過去問を聞いて耳を慣らしました。2日目の準備のほうがやりたいことが多くなると思いますが、やはりしっかりとした睡眠はとることが大事なので、範囲を絞ることを心掛けてください。


当日の休憩時間の使い方

当日はちょっと寒くても休憩時間に外を散歩して頭をリフレッシュさせるのも一つの方法です。人間は座っているときよりも歩いているときに頭が次のことを考えるようにできているらしいです。ちなみにこれは科学的にも証明されています。ですから当日1教科目があまりうまくいかなかったなというときには、散歩をおすすめします。次の教科へ頭が切り替わりやすくなりますと思います。

(PS:僕は上に書いたように休憩時間に散歩をしたところ、大学の門を出た瞬間に僕の受験票が風で飛ばされ手元から落ちてしまい、「あー俺、落ちたな」と思いました。それもまたいい思い出です。)


僕の二次試験体験記はこれで終わりです。人それぞれいろんなやり方で今まで勉強してきたと思うので、そのやり方を信じて当日まで頑張ってください!皆さんの健闘を心よりお祈りしています!


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